幸香が大学2年の1月のことだった。2月に入って試験が終わり冬休みを迎えたら、3年からは今井や堤と離れ離れにならなければいけなかった。

理学部の幸香や千恵と、今井や堤の経済学部はキャンパスも違う。下手すればもう会うこともなくなるかもしれない。そう思うとなんだか切なかった。

そんな時1人でいる幸香のところへ堤がニヤニヤしながらやって来た。

堤「昨日ね、経済学部の男数人で飲み会行ったんだ(幸香は早生まれなのでまだ19歳だったが、今井や堤や千恵はもう既に20歳になっていた)。その時にどんな女が好みかって話になってさ。今井のやつ酔っ払ってたもんでタイプどころか好きな女の名前カミングアウトしたわけよ(笑)」

幸香「マジで?いったい誰?」

堤「誰だと思う?」

幸香「もしかして千恵??」

堤「ぶーーー!鈍感な女だな。幸香お前だよ(笑)」

幸香「マジで?」

堤「この大学で、幸香が1番女らしくて優しくて品があるって叫んでたよ(爆笑)」

幸香「そうなの?嬉しいな。」

堤「マジ?マジで嬉しい?嫌じゃない?」

幸香「嫌なわけないでしょ。今井君みたいにかっこよくってスポーツマンに好かれるなんて光栄だよ。」

堤「なんだ。それなら話は簡単じゃん。おい!ちょっと来いよ!幸香お前OKだってさ」

すると今井が建物の影から出てきた。

堤「これで今日からお前ら公認の恋人同士な!」

幸香「なんでそうなるのよ」

堤「駄目なのか?幸香今嬉しいって言ったじゃん」

幸香「それはとっても嬉けど。。。。」

堤「なんだよ。誰かともう既に付き合ってるのか?」

幸香は言葉に詰まった。40歳も年上の男性と付き合ってるとはとても言えなかった。

幸香「フリーだよ!」

堤「なら今井と付き合えるよな?!」

幸香は困ってしまったが、流れで付き合うことをOKしてしまった。。。。

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