10.最終章
突然の死
その日は女友達の家に泊まると親に嘘をつき岩谷の部屋に泊まった。

その日の岩谷はよほど会社で嫌な事があったのかかなり落ち込んでいた。幸香は岩谷を慰めた。

岩谷はいつもとまるで別人のように幸香を激しく抱いた。幸香はその激しさに少し恐ろしくなったくらいだった。おそらくそれほどまでに会社で辛いことがあったのだろう。

最近益々疲れがたまっていいるのが見てとれた。

幸香「哲之さん。あまり無理しないでね」

岩谷「幸香、男にはね、命に賭けても曲げられないことがあるんだよ。ここで頑張らないと私はきっと後悔するし、きっと廃人のような人間になってしまうと思う。大丈夫さ。私には幸香がいる。幸香は私の宝物。私のかわいい天使なんだからね。」

幸香は岩谷の頭をなで、顔にキスをして岩谷が眠るまでずっと岩谷の手を握ってあげた。
岩谷が眠りについたのを確かめてから幸香も眠った。

翌朝、岩谷は朝から息子達と話合いがあると出かけて行った。幸香も岩谷とともに家を出て、途中まで車で送ってもらった。

幸香「今度はいつ会えるの?」

岩谷「近いうちに会おうね。時間が出来たらメールするよ。」

岩谷と幸香は車の中で熱く激しいキスをした。

しかしこの後岩谷からメールが届くことはなかった。。。。

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