こんにちは、bishopです


前回は予報に反し、ガス女の本領を発揮してしまった切ない行程でしたが、いよいよ燕山荘に到着
夢見続けた燕岳は、その女王たる美しさを見せてくれるのでしょうか?


始まります







 

ボンヤリ浮かぶ燕山荘らしき影に、萎みかけた気持ちが一気に膨らんだ

はやる気持ちを抑えつつ1歩1歩歩いていくと…


時計10:12   燕山荘

着いたーーーッ
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憧れの燕山荘
うん、外観は思ってた通りステキな小屋だ

中は後ほど入るとしよう



で、振り返るとそこには……
ずーーーっと夢見てた女王様…



ようやく会えたね燕岳‼︎‼︎
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雅なお方が御簾からチラリと顔を覗かせるが如く、燕岳はそこにいた

しばしその見え隠れするお姿に見惚れるBぽや~ん


また、方向を変えて広がる展望に見入る
雲がモウモウと姿を変えながら湧き上がる中、裏銀座も見え隠れ…それでも充分な雄大さを感じる
何より青空が見えてるではないか
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ここも妄想とはかけ離れた、閑散とした雰囲気…
Bの他にはテーブルでお弁当食べてるオッチャン1人と同じくその隣のテーブルで休憩している男性1人のみ
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そんな中、燕山荘のシンボルを見つけ、心の中で
わぁ!山男さんッッ Nice to meet to~~
と、叫び1人舞い上がる四十路の女


宿泊客の見送りに出てきたスタッフさんにお願いして、燕岳×山男さん×Bのスリーショットをパチリ
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さぁ、ザックをデポして
女王様、今参りますぞ
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よく砂浜の様だと聞いてはいたが、まさにその通りだ
晴れてたらもっと白さが際立ったんだろうなぁ~

コマクサも開花期を終え、残念ながらもまた来年愛らしく咲き誇るんだろうなぁ、と思うと自然と
お疲れ様、そしてまた厳しい冬を頑張って越してね
と愛おしく思えたよ



からの忘れてはならない奇岩達!
イルカやーい、出ておいで~イルカ

いたッッ
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何か食べさせてあげようと思ったけど、
いらねーよwそれより早く天辺行ってきな!
と言われた気がして、うん、行ってきます‼︎と先に進む

あ、全容が見えたぁ
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白き女王様はガスが薄くかかって、シースルーのベールを纏っている様にも見えた


お⁈ お次はメガネ岩だ~
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こんな感じ?
……あかん!指が攣りそうww

今、あの燕岳を登ってると思うと
ふふ……ふはは……うへへ……
とニヤニヤが止まらない 明らかに怪しい人だ


見えた‼︎ 山頂だ
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やったーーーーッッッ‼︎‼︎

時計11:11   燕岳山頂
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とうとう来た…ようやく来れた………

ずーっとここに来たくて、来れなくて、雑誌、ブログやウェブ上山行記録、ガイドブック、手当たり次第見ては、いつか必ず…バーさんになってでも必ず燕岳には行くんだって決めていた

いろいろあったけど、何故かこの夢だけは輝いていて、燕岳に行くには少しずつでも前に進まなきゃ…って思えた





そこに今、私は立っている‼︎



薄暗がりだけどボンヤリ陽が差す山頂で、誰もいないのをいい事に、はばからず泣いた
今も書いていて涙がちょちょぎれる…が、今はダメだ!
何故ならここはコメダ珈琲だからww





しかしアレだね…山頂にいる写真が、ソロだと思う様に撮れないね
仕方ないので肩関節外れる程腕を伸ばし、自撮りでチュー自撮り棒の購入を考えたが荷物になるので却下
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誰か来ないかと待ってはみたものの、ホントに人が来ない…

タイムアップ


名残惜しいが今回来れた事で、またここに来る気がしてならない

また来よう、いつか……
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ここからの景色を、思いを、忘れずにいれば必ず来る!これからもいろんな山に登ると思うけど、今日の事は絶対忘れない
そんな確信をもって小屋まで戻る事にした


旅はまだ続くのだから


小屋まで下りたら、ご夫婦が登ってこられたので撮り合いっこした
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さぁ、次に目指すは今回のお宿大天荘
まさか実現するとは!の稜線歩きだ


しかし………
…………………

ハラがヘッた


燕山荘でご飯を食べると決めていたので、山小屋へ入ろう!  入ろ…う……

どきどきドキドキ土器土器……

初めての本格的(?)な山小屋
恐る恐る扉をカラカラっと開ける…

こんにちはぁ~~…

中では宿泊客とスタッフさんが楽しそうに話をしている
しばらく売店の商品を眺めるが、ソワソワ…

あのぉ…宿泊ではないんですが、お昼頂いてもいいでしょうか…?

めっちゃ弱気なB  

どぉぞ~~~☆
靴はそこに入れてこちらへどーぞ!

ちょっとホッとしたのも束の間、案の定誰もいない食堂に通され挙動不振なまま頼んだのは、奮発してカツカレー
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マジ旨かった
静まり返った食堂…隅のテーブルで若く可愛いスタッフさん達が何やらせっせと作業されてるのを気にしながらも、余りの空腹に貪り食うババア

しかし、満腹後に思い出した
しまった  ケーキセットが食べれないッッ
(腹具合はともかく予算的にも…普通のカレーにすればよかった…pinちゃん、ベリーどころかケーキ食べ損ねちゃった)
ま、次の機会の楽しみにしよう

その後、心配だった今後の天気予報をチェックしスタッフさんにも聞いてみるが、不安定ながらも何とかなりそう
ここで超悪天確定なら下山も考えてたんだけどね
うん!行こう‼︎

売店を物色し、手拭いとバッジを購入
小屋でのお買い物も大きな楽しみの1つだったんで(だって里山には小屋がないんだもん)ホクホク顔でスタッフの方にお礼を言って燕山荘を出た

さぁて、ゆっくりしすぎて時間もおしてきた
一応余裕もった設定にしてはあるが、早く出発しなきゃ 
燕岳、燕山荘、またね 次訪れるのはいつになるかわからないから、しっかり目に焼き付けて…

振り返り、この先の出発地点を見据える
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ここからまた
次の新たな夢を叶えに行くんだ‼︎







文字数制限の為、②はここまで

さて、この先、吉と出るか凶と出るか…

無事宿まで辿り着けるかは次回へ続く