こんにちは☆Bちゃんことbishopです
こんなに続けて更新した事あったかな?
と自分でビックリしてます
だから日本沖で台風なんか発生するんや‼
今回、画像が少ないクセに相変わらずダラダラ文ですのでご注意を…
9/9(火)
この日は久しぶりに1日お日様ピーカンの好天気
こんな日に山へ行かずしてどーする⁈
と、朝から洗濯&布団干しをドタバタ済まし、1ヶ月振りに近くのお山へGO→
1日あるし、堀坂山~観音岳(CT5時間半)を縦走しようか?堀坂山からハシゴして伊勢山上で岩と戯れようか?
どれもローカルな地元の山…皆さんにとっちゃどこやねん?的ッスね
とりあえず堀坂山目指してルンルン運転……………
ん?
何やら歩道にテン泊並みのデカザック背負った青年が、片手を伸ばし親指を立てて歩いている
バックパッカー⁈
マジマジとガン見しつつ通り過ぎ…
信号で止まると、2台後ろの車が脇に寄せたので、駆け寄る青年
あ、拾ってもらえたのかな?
と、そのまま走り続けたが、どうもその後が気になって仕方ない
コンビニに入りその車を確認するが、乗ってない…
戻ってみる(笑)何やってんだか…
したら、まだ歩いてた
うーーん
うーーーーん
う~~~~~~~~ん
こちとら女1人、変な奴だったら怖い…
けど、先程の車に嬉しそうに駆け寄る姿…
その後トボトボ歩く姿…
えーーい‼ とにかく何処行くのか聞くだけ聞いてみよ
「何処まで行くの~?」
「松阪の嬉野上小川町ってトコに知り合いがいて、そこまで行こうと思ってるんですが、地元の方ですか?」
間近でみるその青年は20代ぽく、爽やかで屈託のない笑顔と明るく元気な声で話す
窓越しに見えるその姿はまるで人懐こいレトリバーの様(笑)
ケンタロウくん、犬に例えてゴメンよ
しかし嬉野上小川町?
地元といえど、かなり山奥のようだ
どーするどーするB
が、
「どうせ山に行くつもりだったから、良かったら乗ってく?」
「ホントですか⁈ ありがとうございますッ‼ いやぁ~すごく助かります~‼」
あ~~ぁ、乗せちゃった
こんなだから、旦那や息子に必要以上に心配されるんだよ
ザックをトランクに乗せ、前にデイバッグを抱えたままハリーの助手席にスラリと大きな身体をちょこんと乗る彼は、なんと長野の安曇野からやってきたそうだ
地球村というゲストハウスで働く彼は
ケンタロウくん
4日程休みを頂いたので、フラリと旅に出たそうな
松本で知り合いの家を訪ねてみようと決めて、ヒッチハイクで
松本→諏訪
諏訪→三重に入り四日市
四日市→津
津→これまた知り合いのアルゼンチンの友人に乗せてもらい松阪アルゼンチンって…
と辿り着いたのをBがカモーンしたっつー訳だ
さて、目的地は大体の住所のみ…
幸いBが登るか迷っていたお山、伊勢山上の登山口である飯福田寺はルート上にある様なので、とりあえずそこを目指しブイーン
とっても気さくでお話上手なケンタロウくん
道中、いろんな話をしながら山の中をグングン進むよ
昔から旅に出たりしていた事、今の職についた経緯、三重にもほんの少し住んでいた事、本当は海まで行こうかと水着まで持ってきた事
Bが山に登る事で、燕山荘の事やこちらの里山の事…
話す合間合間に山中の景色に
うわ~川がすごくキレイだなぁ
自然豊かでいい所ッスね~
と何度も感嘆の声をあげている
ま、Bが住む界隈はド田舎ですから~こちとら珍しくも何ともないんだけどね
ケンタロウくんは安曇野にいながら山は登らないそうなので、あまり山奥には入らないのかな?
飯福田寺に手前をスルーし、ナビを頼りに更に奥へ…
幾つかの集落と峠を越え、ようやく目的地の住所に入る
2人してあっちか?こっちか?と進むと、1人のおばあさんがみえたので
すみませーん!
Iさんの農場ご存知ですか?
あぁ、それやったら、この道を少し戻った高台にある家やわ!
子供さんおるで、洗濯物がよぉけ干してあるトコやでな!
他の家はもう誰も住んでへんでわかるに
三重弁のおばあちゃんにBも
ほぉか、そんなら橋を渡ってくん?
せやったら行き過ぎとんのやなぁ
ありがとうございます‼
と、普段通りの喋りで答える
そう、Bは普段三重弁だけど、話す相手につられてしまうのだ
標準語の方だと知らず知らずにそのイントネーションになってしまう
なので、ケンタロウくんとも「そーなんだぁ」「そーだよ~」と…
普段は「そーなんやぁ」「そーやに~」
で後に、何や私…キモワルッと1人苦笑い
あ、また話がそれちゃった
で、教えてもらった通り、洗濯物洗濯物…とキョロキョロしながら行くと
あったぁ~~
この時は丁度、粟(あわ)を収穫されていたので、ちょっと拝見
こちらは綿の花 キレイな花なんだね
台風での被害は大丈夫だったのか聞くと、
殆どが地べたに這わす自然農法をしているので大した被害はなかった
とおっしゃるIさんの口調や表情から、物静かで芯が通っていて、何か信念をもってらっしゃる方の様に思えた
あくまでBが勝手にそう思っただけだけど…
奥様は明るく朗らかでキレイな方で、この不便な自然の中でも生き生きと輝いて見えるステキな女性だよそう、まるであの綿の花のように…
その他に2人の女性がお手伝い(?)されていて、皆さんとても楽しそうにしてみえたな
で、奥様の背中でBをガン見する愛らしいお子さん
手足をパタパタして…もう
大きくなったら、目の前の澄んだ川で泳ぎ山野を走り回る、虫も爬虫類もドンとこい的な逞しい子になるんだろうな~
って、男の子か女の子か聞かなかった~ ま、男前な女の子もカッコいいよね!
ケンタロウくんは今夜はこちらでお世話になるとの事
ここでサヨナラだ…
ほんの1時間前にたまたま出会っただけ
それでも何だか何日も一緒に旅してた様な、はたまた親戚の弟分と過ごしてた様な、
どちらにしても楽しいひと時だった
Bさん、ホントありがとうございました‼
Bさんがいなきゃ、山の中何時間も歩き続けなきゃならないトコでした~
助かりました
この先も気をつけて頑張ってね
ガッチリ握手
Iさんの奥様も
良かったらまたきてくださいね
と笑顔で見送って下さったよ
大きく手を振り、当初の予定通りお山へ向かって戻りましたとさ
思いがけない一期一会
たまにはこーゆーのもいいもんだ
いつもの如く、長くなっちゃったので
お山の話はまた今度…
読んでくれて
bishop