こんにちは。
HRS日本ホテルレストランサービス技能協会テーブルマナー認定講師のSACHIKOです。

毎週土曜日・日曜日および祝日、時々平日にテーブルマナー講座(洋・和)を開催しております。(総合受講者数1,109人)

素敵なレストランで緊張しないで楽しめる。もっとレストランに行きたくなる。レストランで恥をかかない、本当に必要なリア充のテーブルマナーをお伝えしております。

前提として「カップル」というパターンでの内容ですが、誰が読んでも当てはまることがあると思いますので、ご参考にしていただければ幸いです。

あっ、レストランに慣れていらっしゃる方はスルーしてくださいね(笑)。

さて、そつなく入り口でのエスコート(←【レストランへ行こう5】入り口で預けるコートと鞄のマナー)ができたら、いざダイニングルームへ♪


(ウシマル)

お店の方が「お席へご案内します。」と声をかけますので、案内人の後ろに並んで歩きましょう。

カップルの場合は、女性が先に歩き男性は女性の後ろになります。

これが意外とない!

私がこれまで見て来た中で、ほとんどの男性が先に歩いて、その後ろを女性がついて行っております。

ダメダメ!イエローカードです。

レストランには、西洋の文化が背景にあってテーブルマナーが存在しています。
食事をするときだけのマナーではありません。レストランに一歩足を踏み入れた時からエスコート&レディファーストを意識しましょう。

入り口に入る際にエスコートしたように(←【レストランへ行こう】最初が肝心!入り口のエスコート)、お席につくまでもエスコートです。

そして、お席につくまでのあなたの足元には”レッドカーペット”が敷かれていると思いましょう。

(レッドカーペット???)

そうですよ。

ダイニングルームでは他にもお客が食事を楽しんでいますが、席に着く客をチラ見して、「どんな客?」「このレストランに相応しい?」「自分はこのレストランに調和しているか?」と無意識に反応するものです。

他の客の視線を感じたことはありませんか?または、あなた自身が”チラ見”をしたことはありませんか?(←私はあります 笑)

周りをキョロキョロ見るのはお行儀悪いですが、お隣の席に着く人ぐらいは視界に入ったり、チラ見をしてしまいます。

つまり、お席に案内されて着席するまでの間、チラ見されているあなた方は姿勢良く歩き、ちょっとした緊張の空気を味わいながら、スマートに席に着くという任務があります。

大袈裟と思われかもしれませんが、席につくまで自信なさげに猫背で歩いている人が多く、せっかく素敵なレストランに来て、最初がそれではもったいなぁ~といつも感じています。

チラ見上等!という意気込みで、颯爽とお席まで歩きましょう。

そんな堂々とした姿に、何よりお相手が一番喜んでいるはずですよ♪