一頭買い、という言葉がキャッチフレーズや店名となりだしたのはそう前からではなかったと思いますが、仕入の手法としてはきっと昔からあったのでしょう。部位ごとに仕入れるのではなく、文字通り牛一頭まるごとを仕入れるのでコスト削減につながり、新鮮でいいお肉をより安く提供できるのがメリットのようです。ただ、採算がとれる規模や予算がないとこれは厳しい話。街の小さな焼肉屋さんではなかなかできない真似かもしれません。そう考えると、ゆうじのような店は本当に不思議だなと思うのです。

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あの森田恭通デザインのムーディだけど、浅草っぽさも感じられるオトナの空間。料理は個室でいただく網焼きとカウンターの鉄板焼きがあり、今回は鉄板焼きをいただくことに。どんなお店か全く分からずに伺いましたが、子連れOKとどこかに書いてあったのでカジュアルな店かと思いきや・・・すごくちゃんとした感じなのでビックリ。おしゃれしてきてよかった笑

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まずはお通し。それからアラカルトで前菜をいくつか。盛り合わせに・・・

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たたき♪

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とろけるようなお寿司♪

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ここから焼きもの。野菜、魚介、お肉と行くのがフルコースですが、結構前菜を頼んだのでメインが食べられなくなると思い魚介をパス。野菜&お肉でいくことに。野菜はきのこをセレクト。仕上げにバターをきかせた和風味。いろんなきのこの食感や風味を楽しめます。

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岩手の前沢牛のチャンピオン牛! 品評会で優勝した牛は業者の間でとりあいになる貴重な一頭。お店でも常にあるわけではありません。ラッキーですよ、とシェフ。ヒレとサーロイン。

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焼き加減はレア。いいお肉だから安心して食べられます。

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霜降り肉は苦手だけど・・・こうして食べてみるとあっさりとしたヒレよりサーロインのほうが「味」があって美味。この味のもとは脂。噛みしめるとジュワーッと口の中に広がる脂なんですよねぇ(泣)。はぁぁ、こんな贅沢なお肉はホントにたまーに、少しだけだから嬉しいの。だけどこうなると赤身の旨みをじっくり味わいたくなってきます。ビステッカ、炭火焼・・・これだけはやっぱりフレンチよりイタリアンだわドキドキ

付け合わせの野菜も、おつまみがわりのにんにくチップもたーっぷり!今度は網焼きも食べたいな。メニューを見せてもらったけれど、こちらも焼肉というにはあまりにもいいお値段にビックリ。。。でもホントにたまーにならいいかも? 接待や勝負デートにもおススメ。おいしゅうございました♪