『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』
約55分×9話。
1989年、ビバリーヒルズの自宅で両親を惨殺し、有罪判決を受けたメネンデス兄弟の人生に迫る、実在の事件に基づく衝撃の犯罪ドラマシリーズ。
以下ネタバレありの感想です。
たまに観たくなる実話ベースもの。
それが犯罪物でちょっと計り知れないわぁって内容だと
なお興味が湧く私なのですが
この作品、ちょっと長いのと、
同情しながら見ればいいのか疑いながら見ればいいのか
分からなくって、結果、ウトウトしちゃうって事もありました。
兄弟が、両親を銃で撃ち殺すわけだけど
その理由として、
自分たちに性的虐待をしていた支配的な父親と
それを見て見ぬふりをしていた母親に
いつか自分たちが殺されると思ったから。
兄弟の生い立ちとか家族関係の内容から
事件についてセラピストへ語る内容
事件後の兄弟の様子、そして逮捕に至るまで、
逮捕後は弁護士とのやりとり、法廷へと変わり…
時間をかけての裁判だったため、
人々の関心の移り変わりなども描かれていて
ドキュメンタリーのようなドラマでした。
法廷劇という言葉がありますが
裁判のシーンでは
被告人と弁護人が打合せして、ある意味演技をして
陪審員の心証をよくするという様子が描かれていたので
実際の裁判も劇っぽいのかもな、、、と思いました。
なので何が真実なのかほんとに分からなくなるわけです。
この作品を観て何か深く考えさせられるとか
特に無いんだけど(^▽^;)
何て言うか、こういう実際にあった事件を元に、という作品は
ただ起こった事、として観るので。
だから人間ってなんか凄いなって気持ちで観るわけです。
色んな人間がいるなって。
人間(実在する犯罪者)と言うものへの興味だけで見てる感じですね。。。
この兄弟、いまもどっかで服役中ってことです。