『search サーチ』
パソコン画面で展開していく作品です。
行方不明になった女子高生の父親が、娘のSNSなどを使いパソコン上で探していく過程で、父親が知らなった娘の一面を垣間見つつ、真相に迫っていく作品です。
以下ネタバレありの感想です。
前半、パソコン画面で検索によって進む展開に慣れず、
飽きちゃってちょっと(10分くらい)寝ちゃった私です。(^▽^;)
妻の死後、デヴィッドは娘のマーゴットと二人暮らしをしています。
パソコン上やスマホでのコミュニケーションが多く、それが、
親子関係が良好なのかどうか、観ている側は微妙な感じを抱きます。
マーゴットが行方不明になり
デヴィッドは色々自分で調べますが同時に警察へ。
女性捜査官のヴィックが担当することに。同じ年頃の息子がいるヴィックは熱心に捜査しデヴィットは信頼するようになります。
警察の捜査で、マーゴットが運転していた車が湖で見つかり、
マーゴット殺害を告白した男も出てきて事件は解決に向かうように見えますが、肝心のマーゴットが見つからない。
デヴィットが独自に娘のSNSから色々と調べていくと
そこでやりとりしていた女性の存在を知り、
さらに、事件担当捜査官のヴィックと殺害を告白した男が
一緒に写っている写真も見つけます。
完全に簡単にネタバレすると。
女性捜査官ヴィックの息子がマーゴットを誤って谷底へ突き落し、
ヴィックに助けを求めます。
ヴィックは息子かわいさに事件の捜査をでっちあげます。
それをデヴィットが暴きます。マーゴットは谷底で生きてました!
デヴィットとマーゴットの親子関係、とヴィックと息子の親子関係。
親も子も、人間だもの、間違うことはあります。
その間違いに気が付いた時、どうするか、だよね。
息子の犯罪を隠蔽するのは完全に間違った愛だよね。。。
最初に書いたけどデヴィットとマーゴットの親子関係はうまくいっていたのか?って部分もこの映画の見どころかな。
デヴィットはうまくいっていると思っていたけど、
娘の気持ちを分かってなかったし、
やっぱり、面と向かって会話することって大事だな、と思いました。
SNSを通して知らなかった娘の一面を知っていく、
それも「search(探す)」ってことなのかな。
亡くなった母の思い出を父と話したかった娘と、
娘を気遣ってわざと話さなかった父、
そんな親子のすれ違いも最後解消しますよ。
何回も言いますがこの映画、パソコン画面で話が進むので、
その中の英文を全部字幕にできるはずもなく、
パッと見て英語が分かる人にはもっともっと色々気が付くことがあるんじゃないかと思います。
話が展開していって、予測ができず面白かったです。(寝たくせに)