抗がん剤と薬の副作用で爪にかなりのダメージを受けてしまったM様。
2枚爪、縦割れ、表面の凹凸、キューティクル周りの皮膚の荒れで
物をうまく掴むことができず、日常生活にお困りでした。
「爪を保護し、指先の痛みから解放されて生活を送りたい」との強い願いでご相談を頂きました。
病院の医師からネイルのOKが出ましたので、
先ずは1本から施術。1週間、2週間、3週間と様子を見ながら進めていきました。
1ヶ月半をかけながら10本の施術に至りました。
お爪の調子は良好!
フォームを装着する時の皮膚も、マシンの振動も耐えられる状態でした。
爪はある程度の厚みと長さが無ければ、日常の生活に支障をきたすことがあります。
昨今の日本では「ネイル=ファッション」と言う観念が広まっていますが、
爪を酷使する野球選手やギターリストさんは「爪をを保護するため」にネイル施術を必要とします。
抗がん剤や薬の副作用で爪に現れる変化としては、
「割れ爪」「爪が黒く変色」「爪にスジが入る」「爪が薄くなる」等があります。
今回のお客様のケースでは、
肺の担当医からは、
「ネイルをするなんて言ってきた患者は今までにいない」と言う一言で
YESでもNOでもない回答だったそうです。
しかし、
抗がん剤治療の医師からは、
「日本はまだまだこう言った取り組みが遅れている。
たくさんの患者さんが抗がん剤や薬の副作用による爪のダメージを受けている。
爪の保護になるネイルはあったほうがいい。OK」
と言う返事を頂きました。
健康な人でも爪が薄くなっていたり割れやすいと、手を使った作業がしにくくなります。
すべてのかたに同じように施術ができるとは限りませんし、
施術をしながら暫く経過を観察していくことが必要となります。
ですが、快適な爪の状態に少しでも近づけることができたなら、
日常生活のストレスからどんなに解放されることでしょう。
【追記】
抗がん剤治療中の方へのジェルネイルは非常にデリケートで 爪が極薄になってしまう方も...
そのような状況ではジェルは控えた方がいい場合もあるようです。
また、アセトンを使用してオンオフを繰り返すジェルネイル施術では逆に爪を痛めてしまいますのでお勧めできません。
ご自宅でもしっかりとオイルを塗っていただくことも大切です。
・ファッション重視のネイル、
・爪を保護するためのネイル、
・気分転換のためのネイル、
・自分に気合を入れる時の勝負ネイル、
・イベントネイル、
・身だしなみネイル
・男性ネイル
・高齢者の生活に彩をプラスする為のネイル
などなど、
指先の小さな爪にはたくさんの役割と楽しみ方があるんです
ネイルを通して元気と癒しと笑顔を皆様にお届けできると幸いです
今日もここまでお読みいただきましてありがとうございました
美沙那はこんなかたの為のサロンです