ソーシャルディスタンス→社会的距離
パーソナルスペース→ パーソナルエリア 対人距離
とでもいうのでしょうか。言葉としては、類義語になるとは思います。
両者の違いの1つに、
その距離の目安が、目に見えてわかるかわからないか
があるのではないでしょうか。
コロナが流行する前はソーシャルディスタンスは
私は「ビジネスの距離」と呼んでいました。
お互いが向かい合って、片方の腕をいっぱいに伸ばして、お互いの掌が
重なるか重ならないか位の距離。1メートル程度ですね、
日本のビジネスシーンでは、最初にお目にかかる際に
名刺交換をしますが、この距離で一度挨拶。
そしてお互いに1歩進んで名刺を差し出す。
(オンラインでの名刺交換もすすんでいくでしょうね)
初めての人と会うとき、名刺交換をする前、応接室にご案内時の
社員とお客様の距離。面接時の面接官と受験者の距離。(1~2m)
近くもなく、遠くもなく。声も届くし顔も見えるけど、パーソナルスペースには入らない。
パーソナルスペースは、自分が「快」と感じる距離、テリトリー、縄張りですね。
「この方、なんだか近いな」「随分と距離とるな」。
例えば、電車で他の席空いているのに、「なぜ、私の隣にくるの?」
エスカレーターで気が付いたらすぐ後ろに人がいて
「一段空けてくられたいいんだけど」
満員のエレベーター内「早く到着階についてくれ~」と願うなどなど。
日常で感じることもあるのではないでしょうか。
相手との関係性で親しければまた距離は変わるし、性格によっても変わるでしょう。
男女でも、国籍の違いでも変わるでしょうね。きっと。
人と接する時にいちいち、相手のパーソナルスペース意識していたら
疲れてしまうのでしょっちゅう考えなくてもいいでしょうが、
パーソナルスペースは、
人によって目安が違うんだよね。くらいは頭の片隅に置いておいてもいいかもですね。
パーソナルスペースには、ちょっぴり思いやりが必要ですね。