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窪田千紘です。
この３月から娘が一人増えたので？！
今日は、その姪を連れて渋谷に大学入学式用の
スーツを見に行ってきました。
これまで全く関係なかったので、
気にとめることもなかったけど、
最近は、
「就活を見越して入学式のスーツを購入する」のが
一般的だそう。
そのため、４年後も使えるように
入学式のスーツは女子も黒一色。
形も超ベーシックなジャケットと
膝丈スカートばかりでびっくり仰天。
まさにハンコで押したみたいに右に習え。
念のため、過去の入学式の写真を見ても
例年そうなので、
「人と違うと、就活に失敗する
それは避けたい・・・」という
ベースの深層心理が如実にあらわれていてる感じ。
個性の時代、多様化とはいうけど、
まだまだ日本的な側面もあるのね(^_^;)
その目で見ると、
街を歩いている就活生の多いこと、多いこと。
黒のスーツ、それも決まりきった
ジャケットにタイトスカート姿。
さっきまで探していた
服装をしている女性たちがたくさん。
ざっくり「リクルートスーツ」というはわかっていても、
まさか入学式からそれにするとは・・・(((( ;°Д°))))
しかもバリエーションはほぼゼロっていうのも
全く知らなかったし(￣_￣ i)
人って興味ないと、目に入らないものだな・・と
それでいうと、ビジネス目線だと
これほどまでに多くの人が着ている画一的なスーツでも、
売っている店が非常に少ないのも気になった。
渋谷でもスーツ専門店や百貨店のようなところしかなくて、
アパレルショップでのフレッシャーズスーツは皆無。
あるのはトレンド商品ばかり。
つまり、これは別の見方をすると、一定のショップに
需要が集中しているのでは
という素朴な疑問・・？？？？
その証拠にフレッシャーズコーナーがあるショップは
大々的にタレントを起用した広告が多用されていた。
つまり予算かけても売り上げが見込めるということ。
うん・・・これも、もしかしたら
関係者は見えてないんじゃないかな・・と
経営というフィルターで見ると
穴があるような気がしてならなかった。
そういえば、
つい先日もアパレルのメーカーさんと
商品開発の話をしていた時、
いけてるトレンドや商品には詳しくても、
実際の全国の女性の中でバカ売れしているネットものは
全く知らなかった・・・・
同じ種類の商品なのに、
「おしゃれショップじゃない」
「ザラやユニクロなど大きな会社じゃない」
「メゾンブランドじゃないし」・・・
つまり、「ダサいから」
「自分ところには関係ない？！」というフィルターが
見えなくさせてしまっているらしい。
でも、反面、見えているショップは
数千個という単位で売れているのに・・・
＊
いつもと違うとことにも
興味を持ってみる・・・
視点を変えてみる
改めて基本に気がついた
渋谷のショッピングでした。
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