もう少し早くに記事を書こうと思っていたのですが、

今日になってしまいました^^;



楽しみにしていた国立博物館で行われていた

大琳派展やっと行って来ました。




実は、高校生の時から、

尾形光琳ファン・・・^^



  参考までに 尾形光琳作品はこちら

       http://www.salvastyle.com/menu_japanese/korin.html



紅白梅図屏風をはじめてみたとき、

その迫力と、潔さにひれ伏したくなるような感動を覚えて以来、

時々作品に触れては心躍らせる私。




そのときは、なぜ「好き」という感覚が生まれるのか、

良くわからなかったのですが、

こうして、デザイン関連の仕事を20年近くしてくると、

どうやら感じている共通のラインがあるようで・・・・^^;



いまさらながら、なぜ、昔から

心惹かれていたのか、やっとわかるようになりました。



いくつか好きな理由はあるのですが、

その一つが、



「わかりやすさ」



作品の背景や知識は必要なく、

見たものそのもので勝負というのがいいです。




キレイはキレイ。

美しいものは美しい。



その簡潔さが好きです。



私自身、長い間、広告関係の仕事をしてきて

一番大切だと感じているのは、

一目見ただけで伝わる「わかりやすさ」。




パッと見の印象で、

どれだけの「意味」が伝えられるか、

そこがもっとも重要です。




究極的にはいつもそこだと、

痛感しています。

散々失敗を繰り返し苦しい経験をして、

ここは常に努力あるのみで、

日々精進している感じ^^です。



そういう意味では、この光琳はまさに究極的なお手本。




パッと見たときの、伝わる意味の含有量がとてつもなく大きく、

それを仕掛けてあるところが

本当にすごいと思います。




やっぱり先人たちって本当にすばらしいです。

足元にも及ばない私ですが、

沢山いいものをみて、感じて、

少しでも人の役に立つものを作っていきたいと思います。










両手いっぱいの幸せが

シャワーのように降り注ぎますように~ 





ブログを読んで下さる

一人ひとりに感謝です^^