インテリアで欠かせない家具の厚み

色も揃えて、テイストも揃えて・・・・素敵な部屋にするためにインテリアを一生懸命選んだのに何故かまとまらない・・・ということが時々あります。

このとき、見落とされているのが家具の厚み。

実は、あまり語られていないのですが、素敵なインテリアを作る場合にこうした家具の厚みってとても大事な要素です。

なぜ、大切かというと・・・・家具の厚みは高級感につながるからです。

この場合、高級感はゴージャスにしたり、金や銀の装飾を沢山使ってクラッシクな感じにすることではありません。

住み心地、快適さを追求していく上で欠かせない落ち着き感のことです。

この厚みのあるどっしりとした家具が部屋の中でいくつかないと、部屋全体が薄っぺらい印象になって、なんとなく落ち着かない空間になります。

実は、ホームセンターをはじめ、雑貨屋さんなど手軽に買える家具はコストを抑えるために素材そのものを薄くしているものが多いのです。

だから、そればかりで部屋を統一してしまうと、全体的に落ち着きのない、なんとなく薄い印象で、なんとなくしっくり来ない部屋になります。

ワンルームマンションなど広さをあまり期待できない場合はそれでもいいのですが、ある程度の広さを必要とするファミリータイプの場合、この厚みを頭の隅においていないとちょと厳しい。

リビングルームの家具選びから、寝室まで、あらゆる部屋のバランスを考え、家具をする必要があるからです。

先日も、友人の家のインテリアがしっくりこないから見てほしいという依頼があり、伺ったのですが、原因はこれでした。

この家はだんな様がとても手先が器用で、家具の多くを自らDIYしているので、テイストや色はパーフェクト。でも、この厚みのことを全く意識がなかったようで・・・・・

ほんとに「う～～惜しい！！あと一歩」という感じでした（笑）

すべての家具の厚みを厚くする必要はないのですが、、面積をとるテーブルやフォーカルポイントになるコンソールなどは厚くしておくほうがベター。

それだけで部屋全体の印象がグッと良くなります。機会があったら試してみてください～

さぼり気味ですが・・・（笑）
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