この季節、桜に押されてすっかり影の薄い椿。でも、この花びらの美しさは芸術的です。ピンク色のミルクグラスに入れて楽しんでいます。



実は、フリーランスになったということもあり、家のSOHOオフィスの環境を整えようとDIYをはじめています。



私は自宅と仕事をきっちり分けたいタイプだったので、仕事関係のものは一切家にありませんでした。



パソコンだってキッチンの棚の隅に追いやって、週末や夜は一切さわらないし。



でも、さすがにそうも言っていられなくて、2LDKの小さな我が家の一角に仕事のスペースを確保しようとここ数日、頭をひねっています。



いつもだったら仲良くしているオーダー家具屋さんに連絡をしてイメージを伝え、手早く作ってもらうところなのですが、さすがに無職?!状態になった今、予算をそこまでかけられなくて、近所のDIYコーナーやお手ごろなインテリアショップに足しげく通っています。



作ろうと思っているのは、パソコンが置けるテーブルと数百冊の洋書の収納ボックス。



テーブルの方は白いカラーボックスを2つ買ってきて、その上に同じく白い天板をのせて出来上がる簡単なもの。予算は全部で3000円ちょっと。



このテーブルの特徴は天板の部分が壁一体につくように180cmのものを用意しました。かなり長いです。



でもこの長さがデザインの遊びで、おそらくそこそこ?!のものになるのでは?と、今から出来上がりを想像して楽しんでいます(カラーボックスの組み立ては、工作が大好きな9歳の甥にたのみました)



洋書の収納棚のほうなのですが、これがかなり苦戦しています。



私自身、見せる収納派ではないので、イメージとしては箱のようなものに収めてしまいたいと思っているのですが、なかなか見つかりません。



既成の本棚は背が高すぎて部屋に圧迫感が出てしまうし、ましてふたが無い・・・そんなことを考えていると無いに近いです。予算をかけないことが条件なのでそれもかなり響いています。




今回、色々なインテリアショップを見て気がついたのですが、お値段のお手ごろな棚はすべて流行のオープンシェルフタイプ。



あれって骨組みだけ作れば商品になるので、メーカー側としてもコストダウンになって売りやすいにちがいありません。



でも、オープンシェルフはホコリもたまりやすいし、置くものに常に気を使ってないと、すぐに乱雑になり、ごちゃごちゃ感が出てしまいます。








余談なんですが、知り合いのファッションデザイナーさんと最近,丈の短いジャケットが流行しているという話をしていたときに



「不況だから短いのが流行るのよ。メーカー側として布を沢山使わずに商品を作りたい思わくがあるの」と説明してくれたのを思い出しました。



これってインテリアも同じ。



コストがかからずに、手っ取り早くお金になるオープンシェルフを提案する。目新しいので買う側もそれを流行と考えて購入する・・・このサイクルです。




流行ってその時代の気分を反映するので、楽しむことは本当に大切。



でも、やっぱりそれに流されているだけでは、快適で美しいインテリア出来上がらないし、ましてや美しい女性にはなれない・・・この話を思い出してふと、そんなことを思いました。





洋書棚・・・・・・



時間はたっぷりあるので、ゆっくり考えて行こうと思います。出来上がったら写真をとっておみせしますね。