私が乗っているXL1200Xというオートバイはシビアな感覚で走るタイプではないので、気分よく走れているなら回転数なんかは感覚程度にしか気にしないというのが正直なところです。タコメーターなんかいる?雰囲気感じればいいじゃん。くらいの気持ちです。
ところがいろいろな理由から、故障もしていない標準装備メーターを丸ごと入れ替えました。「コンビネーション・デジタルスピードメーター」(HD社製)です。
オド&トリップABはもちろん、走行可能距離を推定表示してくれる機能、図示された燃料計、見やすいギアポジション表示、アナログ式のエンジン回転計、600パターンの色を選択できる電飾機能など。高価な後付けパーツだけあって充実した機能を備えています。カスタムの「やった感」をじゅうぶんに満たしてくれる部品です。
ただ、実はこれらの基本的な機能はすでに標準装備メーターにもあったもの。それが大枚叩いてでも入れ替えたかったのは、前述した「いろいろな理由」のうち最大の理由が「標準メーターのデザインが嫌い」「使用フォントはもっと嫌い」だったからです。
ことオートバイに限らず、デザイン要素のあるものはコンピュータであっても消しゴムであっても、そこにあるフォルムやバランス、ロゴやフォントが美しくないものは所有する気持ちになりません。美しくないと思いながらそれを持っている自分が嫌で仕方ない。
なので、このコンビネーション・デジタルスピードメーターが、製品名ほどデジタルスピード表示機能に主張がなくても気になりません。全体のデザインバランスが良いからです。
レベルセンサーをタンク内に設置することで、点くか点かないかだけの警告灯よりはるかに安心度が増す図示燃料計(写真にあるメーター内液晶の左端部分)も、交換の「いろいろな理由」のうちの大きめのものでした。7.9L入るガスを6Lほど使っても半分残ってる表示だったりもしますが、ま、いいかの気持ちになれます。大まかに気にかけられれば役目は果たせます。そもそも7.9Lですしね。
というわけで、アーリーショベルやナックルなんていうかっこいいビンテージに乗っていないのであれば、この製品はとても魅力的です。
私のフォーティエイトには目立たずさりげなく、換えてる感もなく装備しています。たいして気にしない回転数を視界の真正面に据えるという無駄感も気に入ってます。
