もともとスポーツタイプが好きなのにそういうクルマに何年か乗っていると積載性や居住性に不満が出てきて、無骨さやワイルドな出で立ちを求めてトラックベースや3列シートのSUVに乗り換えてしまうけれど、またしばらくしてスポーツのスタイリッシュな雰囲気が恋しくなり戻る、というパターンを延々繰り返しています。
ノーズヘビーなC55から、売れなさすぎてまず見かけないJeepコマンダーに乗り換えての合計4年間、この国の都市部では5,000ccも要らないぞ!と時代に逆行している様を今さら思い直して、こんどは小振りなスポーツへ戻りました。

20140707

思い入れのあったW209。
AMGとはいえW203ベースのC55に比べると、インテリアは格段に質感があります。
2枚ドアは勢いよく開けるのをためらう重量級。
ひょうたんの丸目は賛否両論でしたが僕はカジュアルさを好ましく感じていました。
そして何より、流れるように美しいルーフライン。Bピラーが無いことで前後の窓を開けたときの開放感もハンパではありません。
スポーツクーペですが、CLK63ではなく、AMGスポーツパッケージでもなく、350を日常のアシとして気軽に乗りたかったのです。

このモデルは後にEクラスクーペにモデルチェンジ・統合されて消滅しました。
そりゃE350はイマドキのエクステリアで停まっていてもパンチのある佇まいでしたが、勝手ながらこれまでの「我が道を往く気品」とはすこし違う気も。いや、じゅうぶんカッコイイですけど。
インテリアの、あの直線的なデザインが気品を感じさせなかったのかもしれません。
こんなことも書いてましたね。

というわけで続けて消滅モデルに乗ることになりました。
気に入ったものは別に最新のものでなくてもいいのです。
気に入って乗ってることがいちばん大切だからです。