恒例の年末居酒屋銘店めぐり。
昨年同様、相棒のおやじと元気に待ち合わせました。
今年はいつもの明治屋をスルーして、南田辺の「スタンドアサヒ」からスタートです。
どうってことない構えに見えますが…
JR阪和線南田辺駅前にさりげなく佇むこの有名店では、カウンターに座って、真正面に堂々と間口を開けた厨房を見るのが醍醐味です。
良い居酒屋の第一条件(というか必須条件)は、食べるものが美味しいこと。
そして安価なこと。
種類が豊富なこと。
いくつもの良さを高いレベルで備えたこのお店が、17時の開店と同時に満席になるのは驚きですが納得。
場所柄かもしくは入った時間が浅めだったせいか、ガハハ系背広人も皆無で、おいしいものを食べて帰る近所ふうの客で満たされた雰囲気が最高です。
あまりの居心地の良さにケツに根が生えそうなのを断ち切って、大正へ移動。
主人がシベリア抑留からの引揚げ経験者ということが店名の由来らしい「クラスノ」へ。
JR環状線大正駅から徒歩すぐ
10名ほどのカウンターと、申し訳程度に壁際に並べた補助テーブルだけのお店です。
ここでは「凍結酒」を飲むべし、なのですがパスしました。
おいしいに決まってる。
飲みすぎるに決まってる。
いいかげん学習しなくちゃ尊敬される酒飲みになれません。酒飲みは尊敬されないものと世間の相場は決まっているようですが実はそうではない。清く正しく美しい酒飲みはソンケーされるのです。
というわけで清くも正しくももちろん美しくもないオッサンは、頑張ったところでやはりこのあたりから正体が怪しくなり、いつものようにグダグダと夜の帳に溶けてゆきます。
あげく銘店などどうでもよくなって、話しの勢いでおやじの地元まではるばるタクシーで走りつけ、場末の飲み屋のハシゴで憂鬱な宴と成り下がってお開きに。
最後の1、2軒はいつも無駄という、尊敬されない酒飲みの典型的なダメ行動ですね。
毎年、前半はいいのになあ。
まだまだ修行です。

