伸るか反るか✌️

関係あれへん✊

やるだけやん✋

 

スポーツクラブで、スポーツトレーナーのスタッフさんに「筋肉と関節、どっちに興味ある?」って質問。迷うことなく即答「筋肉❣️」。ゴルフを教えているスタッフさんにも同じ質問、すると「関節?考えたこと無い」との返事。専門家でも関節とか興味ない人が多い。ってことはエアロビクス、ステップのインストラクターさんは、どうなんだろう??? ま、さ、か、、???ポーン

 

前回の続き、インストラクターさん用のエアロビックの本からの引用です。以下より

 

動きについて

筋肉が骨を引っ張ると骨が関節で回転し、身体の運動が生じる。水平面、垂直面における身体の移動パターンをこなせるのは、2本以上の骨が協調して動くからである。エアロビックを行っているときには、主要な筋肉が同時あるいは別々に収縮し、いろいろな動きのパターンを引き起こす。つまり、身体部位は、その部位が動く事が可能なすべてにわたって動かす必要があり、関節の構造に傷つけることなく、出来る限り広範囲に動かすことが大切である。

 

靭帯と腱

腱は、強靭な帯状の繊維質の結合組織であり、それによって筋肉が収縮することができる。筋力は、腱の収縮する方向に働く。腱は、骨に付着し筋の急激な引っ張りや非常に速い動きからくる骨への衝撃を緩和する。筋肉は、腱の持つすぐれた弾力性によって、その力を発揮することができる。腱の障害は、乱暴な動きや負担のかかりすぎによって起こる。一般に傷害は、年齢と関係が深いとされている。少年期は腱の骨からの剥離が、青年期には腱の裂傷が、高齢者では腱断裂よりも骨の損傷が多い。関節や腱にダメージを与えやすいため、コントロールされない乱暴な動きは、避けることが大切である。

靭帯は、骨と骨を結合し関節にまたがって重要な動きをする組織である。靭帯は関節を最終的に保護するものであり、腱や筋肉ほどではないが、ある程度の弾力性を持っている。靭帯を引き伸ばし、強化することは可能であるが、一般に伸びすぎると怪我をしやすく、関節の硬い人や靭帯の伸びない人に比べて安定性が悪い。関節の機能を維持するには、肘や膝、その他の関節が過伸展にならないように指導することが大切である。立位で身体を動かすときはいつでも、膝や足首の屈伸を上手に使うようにするとよい。

 

 

筋肉

筋肉は、大きく3つに分類される。(骨格筋、平滑筋、心筋(心臓の筋肉)。このうち骨格筋は、随意的(意識的)に収縮して力を発揮し関節を動かしている。平滑筋は、主として腸などの内臓に見られる筋肉で不随意的(無意識的)に動いている。心筋は、筋繊維がお互い自動的に連絡し合う構造をし、機能的には骨格筋に似ているが不随意的に動いている。筋肉を形作っている筋繊維の走行には、決まったパターンがあり、そのパターンによって、その筋肉の出せる力やその筋肉が関与する関節の可動域が決まっている。

一般的に、短い筋肉は、大きな力を、反対に長い筋肉は、関節のより大きな可動域を生じさせる。筋肉の形は様々であるが、紡錘状筋と羽状筋に大別できる。紡錘状筋では筋繊維が縦に長く、一方、羽状筋では筋繊維が短く斜めに走っている。いろいろな動きができるのは、骨格筋の持つ強さ、収縮のスピード、弾力性による。関節の可動性は、骨の結合によるが、その可能性を十分に生かせるかどうかは筋肉の働き如何にかかっている。身体の適正なアライメントを保ち、怪我を予防し、すべての関節の正常な可動域を維持させるために、エアロビックの運動では、あらゆる筋肉バランスよく動かす必要がある。

 

インストラクターさんは専門家。必要な解剖学を身体へと落とし込み、振り付けを考えてくださる。参加者は、安心して気持ちよく身体を動かし、日々の生活を豊かにする。あーーーたのしかった❣️汗いっぱいかいたーーって笑う❣️全国のインストラクターの皆さん、いつもありがとう❣️今日もよろしくお願いします。

 

次は関節に負担のかからない動き方のポイントです(予定)

よろしくお願いします。

目音譜

唇キラキラ

引用文献、エアロビック指導教本