これまで、いくつかのモチベーションを上げる方法を紹介した。

 

おさらいしてみよう。

 

心を空っぽにする

呼吸でコントロールしよう

良い結果をイメージしてみよう

大声で叫んでみよう

自然体で構える

視覚でアップさせる

目線を変えてみよう

自分を追い込んでみる

感情をコントロールする

 

これらのことを、普段からできるように意識していれば、モチベーションを自分でコントロールすることができるようになるだろう。

 

より良い人生を送るためには、モチベーションを高くすることも大切だが、それは手段に過ぎない。

 

より良い人生は、より良い習慣によってもたらされるのだ。

習慣を変えることは、容易なことではないが、成功への近道と言えるだろう。

 

次回からは、習慣を変えて、人生を変えることについてお伝えしていきたい。

 

 

 

 

 

感情をコントロールするには、次の3つが重要です。

 

姿勢

呼吸

表情

 

まずは姿勢についてですが、やる気がない人はどんな姿勢でいるだろうか。

落ち込んでいる時、どんな姿勢をしているだろうか。

 

背中を丸めて猫背になり、うなだれて、視線も下を向いているのではないだろうか。

胸を張って、堂々とした姿勢で落ち込んでいる人などいないのである。

 

やる気がなくなりそうになったり、気持ちが落ち込みそうになったら、思い切って胸を張り、視線を上にあげることにより、感情をコントロールすることができるのだ。

胸を張り、上を向いている状態では、落ち込みようがないのだ。

 

 

2つめは呼吸である。

呼吸については、下記の記事を見てもらいたい。

https://ameblo.jp/birth0843/entry-12560389598.html

 

ゆっくりとした深い呼吸をすることで、感情をコントロールすることができる。

 

 

3つめは表情である。

人は不安な時、どんな表情をするだろうか。

眉間にシワを寄せ、暗い目で、口をギュッと閉じているはずだ。

 

口をポカンと開け、ニヤニヤしては、不安の感情は生まれないのだ。

不安にならないためには、いつも幸せそうな笑顔でいることだ。

笑顔でいれば、イライラもしないし、無力感を感じることもない。

表情で感情をコントロールすることができる。

 

 

姿勢、呼吸、表情で感情をコントロールし、モチベーションを高く維持することは可能です。

少しの意識が、幸せな未来を引き寄せることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事の締め切り間近になると、一気に仕事を片付けてしまうことはないだろうか。

それまでは、まだ締め切りまで時間があるから大丈夫とダラダラしていたのに、締め切りが近づくと、否が応でもやらなければならなくなります。

これは、追い込まれている状況ですが、こういう状況を自分でわざと作ってみるのです。

 

「何を、いつまでにやる。」と周りの人に公言してしまうのです。

こうすることで、自分にプレッシャーをかけ、自分で自分を追い込むことでモチベーションをアップさせることができます。

 

公言したことを実行できなければ、「できないことを約束した。」、「あの人は口ばかりだ。」と言われかねません。

もっとひどいと「あの人は嘘つきだ。」ということになってしまいます。

 

できないことを公言するのではなく、あくまで締め切りを守るため、思っているより早く完成させるために取る手法です。

 

もうひとつ注意しなければならないことは、この方法を乱発しないことだ。

やることが多すぎて、どれも実行できないということにつながりかねない。

 

ここぞという時には、とても有効な手段なので、使ってみてもらいたい。

 

 

 

人は小さな出来事を気にして、クヨクヨしてしまう。

日々の小さな出来事にショックを受けて、いつまでも考えてしまうことってよくありませんか。

 

いつまでもそのことを考えていても、解決策はみつかりません。

そういった場合に効果的なのが、目線を変えてみることです。

 

例えば、高いところに登って下を眺めてみるとか、壮大な景色を思い浮かべてみるとかです。

高いところから下を見ると、車や人が小さく見えて、自分の悩みの小ささに気づくことができるのです。

 

地球全体や宇宙から見れば、私たち人間の存在なんて小さいものです。

ましてやその中の、自分とAさんの関係、Bさんとの口喧嘩なんて、取るに足りないものなのです。

 

休みの日に、パワースポットに出かけてみる。

そんな時間がなければ、鳥になって空から下を眺めてみるイメージを思い浮かべる。

いかに自分が小さな視点で物事を見ていたかに気づけば、自然とやる気が湧いてくるでしょう。

 

 

 

 

人間は五感によって情報収集を行っている。

五感の中でも、とりわけ視覚による情報収集が最も多く、全体の8割と言われている。

近年、企業がYouTubeの広告へ力を入れているのもうなずける。

 

それではどうやって視覚でモチベーションをアップさせるのか。

 

それを見ると元気が出る、やる気になる、ワクワクするような画像や写真、映像はないだろうか。

 

手に入れたい商品の画像

行ってみたい旅行先の写真

体が勝手に動き出すような、アーティストのライブDVD

 

このようなものがあれば、それを見て、気持ちを高揚させることが可能である。

 

音楽であれば、耳からでも可能ではないかと思われるかもしれない。

しかし、映像と音の両方で脳に働きかけたほうが、より効果は高まるのである。

 

ぜひとも、こういった画像・写真・映像を持っておくことをおススメする。

 

 

 

イライラしていたり、ドキドキしていたりする時に物事に取り組んでもうまくいかない。

実力を発揮できず、失敗してしまう。

 

こういう時、体はどういう状態かと言うと、上半身に力が入っている状態が多い。

体の重心が上半身にあると、体だけでなく心もグラグラしてしまい、安定しない。

 

体の重心をへその下、丹田に置くことにより、体も心も安定する。

 

それでは、体の重心を丹田に置くためにはどうすればよいのか。

私がおススメするのは、正座や剣道で行う蹲踞(そんきょ)、相撲の四股などである。

 

こうして、体の重心を丹田に置き、上半身はリラックスさせる。

頭を回して首をほぐし、肩を回して凝りをとる。

 

人は特別な要因でもない限り、実力以上の能力は発揮できない。

自然体で構えて、持てる実力すべてを出し切る準備をしよう。

 

 

 

 

現代社会、とりわけ日本では、小さいころから集団生活の中で抑制されて生活している。

 

学校にいて、人と違うことをすると直され、大きい声を出すと、静かにしなさいと言われる。

とかく人と違うことをすると、出る杭は打たれるではないが、制止されることのほうが多い。

 

小さいころから、こんな生活を送ってきているのだから、溜まっているものは、相当大きくなっていると思う。

 

家やアパートで大声で叫んだら、近所迷惑になってしまう。

それでも、布団をかぶって大声で叫んでみてほしい。

 

「できる!できる!できる!」

 

「やるぞ!やるぞ!やるぞ!」

 

短い言葉を3回繰り返す。

自分を奮い立たせるワードを決めて、腹の底から叫んでほしい。

 

心の底からスッキリし、やる気が沸々とわいてくることだろう。

 

 

 

 

将来について、ネガティブなイメージを持っていないだろうか。

 

「ああなりたくない。」

「こうなりたくない。」

などと、いつも考えたりしていないだろうか。

 

人はイメージしているものに近づいていく。

 

「あの人のようにはなりたくない」と思っていると、その姿ばかりをイメージするため、自分もそうなってしまうのだ。

 

「失敗したらどうしよう。」

「ダメだったらどうしよう。」

と考えていると、うまくいくことはない。

 

「大丈夫。できる。」

「絶対成功する。」

というイメージで向かえば、きっとうまくいくだろう。

 

 

 

 

緊張していたり、イライラしている時の呼吸はどうだろうか。

胸のあたりで、速いピッチで浅い呼吸をしていると思う。

緊張は、息をたくさん、速いピッチで吸うことによって起きるのだ。

 

逆にリラックスするためにはどうしたらよいか。

 

簡単なことだ。

息を長く吐き続ける。

5~6秒でゆっくりと息を吐くのだ。

そうすれば、緊張したくても緊張できない。

 

呼吸によって、感情をコントロールすることができる。

 

「なんだそんなことか」と思うかもしれないが、実践できない人が多い。

緊張したとき、イライラしたときに、ぜひ実践してもらいたい。

 

 

 

 

 

モチベーションが上がらない時や、やることが多すぎて、どれから手を付けていいかわからない時に効果的なのが、プチ瞑想である。

 

まずは目を閉じてみる。

視覚を休めてみよう。

 

深呼吸をして、先入観や思い込みを捨てるために、情報をシャットアウトしてみる。

何も考えない。

 

1分間でいい。

 

どうだろうか。

 

心が落ち着き、やる気のエネルギーが出てきたのではないだろうか。