やまとなでしこのお産 -2ページ目

やまとなでしこのお産

お産と助産と日々を綴ります。

毎日暑いですね〜。

こんな夏の暑さの盛りを極暑というそうですね。

 

カナダにいた時に、マイナス40度で極寒警報が出て

外出しないようにと言われましたが

この暑さも外に出るのは危険では!?と思うような暑さ晴れ

 

現在、我が家に滞在中のニュージーランドの友人家族も

日本に対していろんなイメージを持っていたけれど

『暑い』というイメージは全くなかったと言って

この暑さにびっくりしていますショック

 

 

去年は、ニュージーランドに単身渡航し

完全放棄だった子どもの夏休みですが

今年は、自分の時間が全くないほど

夏休みを味わっております爆  笑

 

帰省したり、常にお客様があって退屈しないものの

内心、何もできてな〜いという焦りもあせる

(本当は研究を進めなくてはいけません)

 

ほぼ諦めてはいますが

夏休みもそろそろ後半に入りそうなので

ボチボチ夏休み明けに向けて準備を始めなければ…。

 

そして、8月26日の出産ケア政策会議 in 京都を皮切りに

またウロチョロし始めますニヤリ

 

第4回の出産ケア政策会議の講師は

今年6月から看護協会の会長になられた福井トシ子さん。

 

日本各地の助産師・現場の状況を知っておられる福井さんから

その現状、そして助産師の将来構想・今後の戦略をお聞きしたいビックリマークと思います。

 

翌日は滋賀で会合、そして

 

9月は、静岡(浜松医科大学)、北海道(気づきの助産塾)

10月は、沖縄(母子未来センター)

11月は、大阪(みのおママの学校)

 

に呼んでいただきました。

 

最近は、助産についてのいろいろな想い・活動を

ブログに書く時間がなかなか取れないので

お近くの方、ぜひ直接話を聞きに来ていただけたら嬉しいですドキドキ

 

 

 

 

先週末から、広島&鹿児島を駆け抜けてきました。

 

まず、広島では4名の助産師さんに

トラストコーチングスクールを受講していただき

みんなで悶々チュー音譜

 

翌日は、りんごの木の皆さんと

広島県助産師会の研修会に呼んでいただき

継続ケア女性中心のケアについて

お話させていただきました。

 

その次の日は、早朝から鹿児島へ移動し

齋藤麻紀子さん・菊地栄さんと気づきの助産塾

 

会場となった鹿児島中央助産院に泊めていただき

翌朝行った、梅が淵不動堂と観音様が旅のクライマックスだったかもしれません。

(唯一、予定外だったので尚更)

 

助産院から歩いて2分もないところにあるのですが

鹿児島中央助産院の助産師さんも行ったことがないということで

みんなでお散歩音譜

 

梅ヶ淵不動堂に着いてみると、そこは秘境というか、異次元の世界キラキラ

 

助産院を新設し、引っ越して間もない鹿児島中央助産院。

これは、神様に呼んでもらったのでしょうね。

 

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5日間、本当に書ききれないくらいたくさんの出会いと再会があり

2つの病院を訪ねることもできました。

 

助産師さん方にインタビューにもご協力いただきました。

 

そうそう、6年ぶりに実弟にも会いました!

毎晩のように美味しいご飯もいただき、ちょっと太ったかもキョロキョロ

 

夜中に帰り着いた時は、さすがに疲れた〜と思いましたが

本当に贅沢な時間でした。

 

翌日は、下校時の見守り隊。

私の住む地域は、超高齢エリアで見守る子どもは

たった6人(うち2人は我が子)なのですが

下校時間がバラバラで横断歩道に2時間の拘束汗

 

夕方は、保育園の個人懇談なのをすっかり忘れていましたが

朝送りに行った時に、たまたま先生に会って教えていただきましたあせる

 

帰ってきて3日

連日、忘れ物をする夫の職場に忘れ物を届ける羽目になり

しかも、夫の駐禁の違反金が私の名前で届く…(車の名義が私のため)

うちの長男坊、どうにかして!と思いつつ

まあ、留守中は頑張ってくれたしなと優しくもなれます。

 

明日も、丸一日お出かけで、夫が子守り。

家事、一切しなかった夫もこうやって育っていくのですね照れ

 

そうそう、帰ってきたらPTAの役員に選出されましたというお便りもショック!

名前に丸をつけて投票するのですが

どう考えても、うちの名前が一番目立つ…

 

やるからにはちゃんとやります。

というわけで、今夜は早速、PTAの役員会議ですDASH!

 

そして、明日はとうとう出産ケア政策会議の第1回ビックリマーク

これはなかなか感無量(始まってもいないのに・笑)。

 

この数ヶ月〜1年近く

本業(学校)よりも時間と労力を費やしたのではないか

というくらい頑張ってきたので、やっぱり特別ですドキドキ

 

初めてのことだらけで心配もありますが

熱意を持って参加してくださる皆さんの期待を裏切ることのないよう

全力でやりたいと思います!

 

 

小学生の日記のような内容になってしまいました。

頭はあまり働いていません(笑)

 

研究も同時進行でやっているので、やること山積み〜。

ちょっと現実逃避のブログでしたてへぺろ

 

 

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無痛分娩は、人的資源などの医療体制

医療者と妊産婦さんの情報共有

それぞれの価値観、社会・文化的影響など

様々な課題を抱えています。

 

無痛分娩も帝王切開もその他の医療介入も時に必要なもの

ということは十分理解した上で

 

その一歩手前で、無痛分娩についてみなさんと考えたいこと

または、本来であれば、医師や助産師に伝えていただきたいことなど

 

今日は、一つの視点で、無痛分娩について書いてみたいと思います。

 

無痛分娩では【オキシトシン】レベルの低下が起こります。

 

オキシトシンは、幸せホルモン、ラブホルモン、愛情ホルモンなどの異名を持ち

最近は、テレビなどでも取り上げられるようになったので

ご存知の方も多いと思います。

 

無痛分娩(硬膜外麻酔)では、そのオキシトシンレベルが下がり

出産時の生理的なホルモン・サイクルがスムーズに機能しなくなります。

 

そのために、陣痛が弱まる、陣痛が止まるという
経験をした方も少なくないはずです。

 

そして、陣痛促進剤が用いられます。

 

オキシトシンは、子宮を収縮させてお産の進行をスムーズにし

産後の出血予防にも重要な役割を果たします。

 

今週のニュースでも、無痛分娩後に亡くなる原因の一つは大量出血とありました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170417-00050023-yomidr-sctch

(もちろん、無痛分娩でなくとも、大量出血は起こります。)

 

陣痛を強くするオキシトシンは

同時に和痛効果のあるホルモン(エンドルフィン)まで引き出します。

(エンドルフィンもハッピーホルモン、脳内麻薬の異名あり。

 その鎮痛作用はモルヒネの6.5倍とか。)

 

これは、合成オキシトシン(陣痛促進剤)にはできない働き。

 

オキシトシンが、母乳哺育を促し
母親の母性行動や母子間の愛着形成に
影響を与えることも分かっています。

 

産後うつや虐待は
「産後」の問題として取り上げられがちですが
出産の影響は、絶対に軽視できないと思いませんか。

 

女性の主観的な出産体験そのものもそうですが

ホルモンという点においても。

 

産後のホルモンバランスの崩れは

どんなお産をしても起こりうることですが

産後の不調やうつなどの原因の一つがホルモンだということが

これだけ言われているにもかかわらず

お産のホルモンに目を向けないのはなぜでしょう。

 

もちろん、産後の赤ちゃんとのふれあいや抱っこ
見つめ合いでもオキシトシンは分泌されますが

お産の時に必要なホルモンを出すことも無関係ではないはずです。

 

ミッシェル・オダンさんは

もし、帝王切開で産む必要がある妊婦さんがいたら

「あなたにとっては、帝王切開で産むことがベストだと思う。

 でも、陣痛を待って、陣痛が来たら帝王切開をしましょう。」

と説明し、緊急・予定・帝王切開をするとおっしゃっていました。

 

帝王切開が必要であっても

できるだけ陣痛を起こすことが

母子にとって大切だというのです。

 

今、ホルモンなどの内分泌学、微生物などの細菌学、そして遺伝学など

目に見えないレベルで、そして、長期的な視点で

出産の生理を守ることの大切さが少しずつ分かってきています。

 

今、「自然分娩」という言葉は死語だと聞きました。

死語かどうかは分かりませんが、タブーな言葉になりつつあることは感じます。

 

これも、今週のニュースですが、

小学校の先生が、自然分娩の方が良いといった内容の発言をしたことで

謝罪をしていました。

 

先生の言い方に問題があったのかもしれません。

それに傷ついた子どもやお母さんがいれば、それはとても残念なことです。

 

ただ、自然に産むことがいいと言えない世の中

「自然」という形以外で産んだお母さんや

生まれた子どもが傷つかなければならない世の中であることの方が

問題ではないでしょうか。

 

どんなお産でも、納得や満足、幸せは得られるはずです。

そこに必要なのは、やはり助産だと思うのです。

 

そもそも、自然という言葉が曖昧で

最近は、それも自然なの?という自然出産、正常出産

さらには、不妊治療にまで自然という言葉が…。

 

私も自然なお産という言葉は使わなくなりました。

 

でも、可能な限り「生理的なお産」をしてほしい

助産師さんには、それを守り支える人であってほしいという思いは変わりません。

 

私は、こうやってひっそりとながらも本音を書いていますが

本当に、こういうことが言えない世の中になっています。

 

助産院などで幸せなお産をしたお母さんも

それを人に言えず肩身の狭い思いをしているとさえ聞きます。

 

どんなお産をしても肩身の狭い思いをするということでしょうか。

 

海外では、ガイドラインでも保健省など政府のホームページでも

「リスクの少ない人は、自宅やバースセンターで産みましょう。」

「その方が、医療介入の少ない自然なお産ができます。」

「母乳は赤ちゃんにとって完璧な食事です。」

と書いてあります。

 

母乳で育てることや

自然に産むことがいいと声に出してはいけない日本

人を傷つけないということは、そういうことなのでしょうか。

 

 

話を戻しますが

無痛分娩だけでなく
孤独と不安の中で陣痛やお産を体験することも
オキシトシンの分泌を妨げます。

 

無痛分娩を選択する方の中には
前回のお産がトラウマ(ひとりで辛かった等)だという方
ひとりで痛みと不安に耐え
それ以上耐えられずに希望したという方がいらっしゃいます。

 

助産師には、まずそのトラウマを癒すこと
そして、女性がひとりで耐えなければならないという状況を
改善していただきたいと思います。

 

また、産後が楽らしいという理由で
無痛分娩を選ぶ方もいらっしゃいますが
会陰切開や吸引分娩などの医療介入が増え
帝王切開の確率が高まる無痛分娩
産後に重要なホルモンのバランスを崩してしまう無痛分娩は
本当に産後が楽なのでしょうか。

 

不安を煽るつもりはありません。


ただ、日本では、無痛分娩に関する情報が乏しすぎます。
偏りがありすぎます。

 

以前、無痛分娩の副作用などについて書かれたものを訳し

Facebook「お産と助産」に投稿したことがあります。

 

その時、頂いたコメントには

「こんなことは医師も誰も言わなかった。

 誤訳ではないですか。」とありました。

 

女性が自分で情報を集めることも大切ですが

無痛分娩を行う産科医には

海外ではどれだけ無痛分娩が行われているという話だけでなく

様々な情報を女性と共有していただきたいと思います。

 

もちろん、助産師もそうです。

 

高齢出産やハイリスクが増えているといいます。

女性の求めるものが変わってきているとも聞きます。

 

本質論が通じにくいことは分かっていますが

助産師には、助産の哲学、お産の本質にいい意味でこだわってもらいたいと思います。

 

まずは、女性が十分な情報と選択肢とサポートを得ることからです。

どうやったらそれが可能になるのか、模索と行動を続けましょう。