日経平均株価は急反発しました。前日比288円24銭(1.88%)高の1万5648円24銭でした。前日の米国株式相場は上昇しましたが、小幅な動きであり、特に東京株式市場への影響はなかったように思われます。証券取引法違反容疑でライブドアグループ幹部が逮捕されたことで悪材料出尽くし感を指摘する向きが強まり、ひとまず安心感から全面的に買われる展開となりました。多くの個人投資家が捕まっていると思われる新興市場が強い動きとなったことも本日の上昇相場の柱となりました。これまでも筆者がここで度々述べてきたように、相場は非常に不安定です。強い上昇には必ず裏付けがあるものですが、今回のような裏付けのない異常な上昇はヒビが入ると一気に崩れてしまいます。無知なメディアや経済評論家、一部の投資顧問は景気の回復だと投資ブームを煽り、連日の株価上昇を手放しで称賛していました。しかし、回復の兆しのある時の日経平均株価の上昇のしかたと最近の上昇のしかたは全く異なります。先日も述べたよ
うに、今回の大幅な下落はライブドアや東京証券取引所のシステム障害せいだけではありません。これらはただのきっかけに過ぎず、一番の原因は日本人投資家の未熟さにあると筆者は考えます。ライブドアの不祥事だけで、資産価値の高い銘柄までもが下落することは本来考えにくいことです。この急激な下げ相場において、我々は大きなゲインを獲ることができました。しっかりと相場を見極め、ヘタに狼狽したり有頂天にならないようにすることが勝ち組投資家の条件です。Y