小さき榊のその一枝に、心込めたる御玉串
神様と結ばれる心の糸は清くなければならない。
清くなければ、神様に心は通じない。
世の為、人の為に汗をかいて紡ぐ清らかな心の糸こそが、
神様と結ばれるかけがえのない絆である。
神前に供える榊の小さな一枝に、
心を込めてお祈りを捧げ、
神様の御心に寄り添い生きることが、
神様の御末(みすえ)たる人の務めである。
(神社のおみくじ神の教より)
私なりの解釈
神社のおみくじの神の教、まだ全部揃った訳ではありませんが、おそらく1~50番まであるとして、半数以上を集め、日本の神々に通じるには何が大切か?と言えば、「清らかな心」だという事がよく解ります。
そして社会の一員として働くこと、家庭の主婦であってもそれぞれの務めを果たす事は、神様の御心に寄り添う幸福への道だと肯定的です。
一方、旧約聖書だと、唯一神が土から作ったアダムとそのあばら骨から作ったイヴが、神が禁じた善悪(知恵)の実を蛇にそそのかされて食べた事で神の怒りを買い、楽園を追放された挙句、女性は出産の苦しみを与えられ、人は苦労をして大地を耕して食べ物を得なければならなくなり、いずれ土に還ること(死)が定められました。
労働は人類の原罪に対する罰という考えなんですよね。