神の教を忘れてよその、小道まような枝道に
自分可愛さに身贔屓身勝手な事ばかりを考えて、
我が儘に振る舞えば、
何時しか神様の御心から遠ざかり、
竟(つい)には神様から離れ不幸を招く元となる。
常に思いやりの心深く、
人を慈しみ社会に尽くし、
地上に平和の高天原(たかまがはら)を現すべく、
世界作り固めの御役目大事と日々努める事が、
誠の神の教である。
(神社のおみくじ神の教より)
私なりの解釈
最初におみくじの紙を広げ出した時は、ギクッ!として、『よその宗教関係の展覧会行ってきたことにお叱りか?』と思いましたが、家に帰ってよくよく読めば、そういう事じゃない。
それにしても「竟」と書いて「つい」と読むのは知らなかった。
調べたら、これって漢字検定1級レベルだそうだ。
神道は、死後の来世に希望と救いを夢見るのでなく、
生きている今、この世をより良くし幸福になる為に、みんなで思いやりや慈しみの心をもって社会に尽くし、平和な世界を作るように努力しようという方向性なんですね。