あつい寒いと歎くも無駄よ、苦情言わずに にこにこと
寒ければさむいと歎き、
暑ければあついと愚痴をこぼす。
良きにつけ悪しきにつけ、苦情を言い不平を言う。
それは神様の御心に背く無駄事である。
古より人々は、
知恵を絞り工夫を凝らして暑さ寒さをしのぎ、
厳しい季節に順応して来たのである。
神様の御心に従い、知恵の泉を枯らさぬように、
黙々とにこにこ朗らかに
日々暮らすことが幸福への道である。
(神社のおみくじ神の教より)
神の教の考察
今日はいつもの氏神さまにお参りして、おみくじを引いてきました。
もう片面の吉凶は大吉で良かったんですが、こちらの神の教の方は、なかなか厳しいお叱りのような文で、本当に今の私の気分・状況にピッタリくる御諭でした。
4月には急に真夏日になった日もあり、毛布をしまって半袖を着たりしたけど、
昨日、一昨日は雨や曇りで洗濯ものが乾かないのでコインランドリーに行ったり、
半袖では寒いので長袖の服を着て、こたつをつけて温まったくらいでした。
そして今日はいい天気になったので、シーツだのタオルケットなどの大物も洗濯して干してから出かけ『日差しが強いから帽子被った方が良かったかな?』と、暑いくらいに感じたものです。
自分では、そんなに愚痴とか苦情や不平とまでは思っていなかったけれど、
口に出さなくても、おみくじの神様は、そういう気持ちも全部お見通しですね。
そして天候・気温の変化に、古より人々は知恵と工夫で、しのいできたことを思い起こせば、現代では天気予報や冷暖房器具なども発達して恵まれている事に気づく。
さらに、それは人生の運勢にも例えられる。
「いつまでも降りやまない雨は無い」「夜明けは必ずやってくる」
「人生には雨の日も風の日もある。だけど必ず晴れる日だってある。」
と言うような言葉に励まされた事がある。
私は人生上で厳しい季節にも「知恵の泉」を枯らさぬように黙々とにこにこ朗らかに日々暮らしてこれたかな?
いや、苦しい時に朗らかにニコニコしているって私には無理だったわ。
愚痴や苦情に不平不満ばかりでニコニコ笑顔も忘れて、親や人や何かのせいにした事も多かったな…。
だから、この、神の教のお告げ文なんですね。
これから残りの人生がどのくらいあるのか分かりませんが、もう少し幸福への道に近づけるように気をつけたいと思います。