今日は病気平癒の祝詞や祈り方について書こうと思いますが、もちろん神仏に祈っただけで大病が治ったり病気を避けられることはありません。
病気になったら、きちんとエビデンスのある医療を受けた上で、
不安な気持ちに打ち勝つために、また自分ではなく家族が病気で心配な時に、心を落ち着けるのに祈ると良いのではないかと思います。
神社で病気平癒の祈祷をお願いすると、本来、初穂料はお気持ちで構わないものですが、今はそう言われるとかえって悩んでしまう人が多いからか、予め神社の方で個人5千円・1万円くらいからとか(企業団体の事業繁栄祈願10万円くらいからなどと)提示してあります。
それから絵馬に病気平癒の願い事を書く方法もありますね。
一般的に拝殿前で2礼2拍手1礼で祈る方法、
家の神棚があれば毎日神棚に祈る方法、
時間や距離的に神社に行くのが無理だったら、病院の待合室などで静かに自分の心神や崇拝する神に御祈りする方法もあります。
お寺の祈祷・護摩焚きでも、予め何千円の時はこの大きさの御札とお守りとか提示してあり、後で持ち帰れる御札などの大きさやら内容が違いますが、
1本200円、500円、1000円くらいの護摩木、お線香や蝋燭で、
特にお守り・御札など受けないから安価で気軽に出来る祈祷方法も有ります。
ただ、お寺でも宗派によって、お堂の中で護摩焚きしていないお寺もあるので、事前にご確認を。
それから、一般の人は、神職のように祝詞を奏上するは難しいと思いますので、
現代語に要約したものを書きます。
病気平癒の祝詞の一例 現代語要約
畏(おそ)れ多い神様(ここに崇拝している神様が決まっている場合、その神様の名を、または氏神様の名、医薬神にお願いしたい時は少彦名大神、大国主大神)の前に(祝詞を唱える人の姓名)が申し上げます。
(病気平癒を祈願する人の姓名)が、去る(何)月(何)日ごろから病気にかかっており、家族や親戚も日夜心配して、医者も薬も限りを尽くしましたが一向に良くなりませんので、神様の前に沢山の供え物を奉り、病気平癒のお参りをすることをお聞き入れ下さいまして、一日も早く病気が治り、元の健やかな体となりますようにと、畏れ多くも申し上げます。
願い事は具体的に示す
と言うように、願い事は具体的に示すのだそうです。
が、私は今まで自分や両親、夫、舅姑の入院手術といった事があった時に、そこまでしてなかったと思います。
あんまり参拝方法も知らなかったもので。
(追記)
あ、そうだ!幸い、家に神棚があったので、神棚にお願いしていました。
また、自分の両親が入院手術・通院などの時には、大宮駅からタクシーに乗って行ったのですが、ちょうど氷川神社の二の鳥居前を通るので、その時に車窓から参道の奥に目をやって、心の中で神様にお願いしていました。
あと、夫が親を亡くしてからは仏壇も家にあるので、そちらでも手を合わせ浄土宗なので念仏を唱えたりしています。
でもやっぱり、お願いの仕方はそんなに本格的じゃなかった。
ちゃんとお供え物をして、唱える自分の名前、病気の家族の名前、何月何日から病気にかかっていることなどまでは祈って無かった気がします。