人が神様から授かった、まっすぐで美しい心で拝むことで、神様の御心と一体化し、
邪念も憂いも無く、安心して日々を明るく健やかに過ごすことができる。
昨日引いたおみくじの冒頭に出てきた「影」についての考察をしていくのに、
改めてウェブ上の辞書いくつかで意味を調べてみました。
そうしたら「影」の大本の意味は、日・月・星・灯火などの「光」でした。
影って光なんだ…!
そういえば、月影と言えば月の光。星影は星の光。火影(ほかげ)は灯火の光ですものね。
語源は、陽炎(かげろう)古文では「かぎろひ」、鏡などと同じだとか。
他にも私がおぼろげに記憶していた「影」の意味より、ずっと多くの意味があったので、用例などを除いて引用させて頂きます。
【影とは?】
- 日・月・星・灯火などの光
- 光が反射して水や鏡などの表面に映った、物の形や色
- 目に見える物の姿や形
- 物が光をさえぎって光源と反対側に出来る、そのものの黒い像。影法師。投影。
- 心に思い浮かべる人の顔や姿。面影。
- 不吉な兆候。ある現象や状態の存在を印象付ける感じ。
- 心に思い描く実体のないもの。幻影。まぼろし。
- 付きまとって離れないもの
- やせ細った姿の事
- 死者の霊魂
- よく似せて作ったもの。模造品
- 江戸時代、上方の遊里で揚げ代2匁の下級女郎
ちなみに「陰」の字の「かげ」は光の当たらない暗く目立たない場所
「影」は光によって出来る像・姿という違いがあるとか。
そうすると、2の光が反射して鏡に映った影の意味が近いかなぁ。
影=光=神ごころ、かがみ=人の心
あるいは、その逆に、鏡=神ごころ、かげ=人の心であるかもしれない。
世間では厄を祓い清めるのに、塩や水だのを使った方法を言うけれど、
神様のお告げ文からは、拝んで「人と神様の心をピッタリ合わせ一体化する事だ」と読み取れました。