神のこころは変わらぬものを、かわり易いは人こころ
よくよく振り返って見なさい。
難儀苦労の起こった時は、ひたすら神様にお願いする。
そして御祐(おたす)けを蒙(こうむ)ると、
御恵みに感謝はすれども、やがて喉元過ぎれば御恩を忘れ、
拝む心も遠ざかってはおるまいか。
神様の有り難い御心は
いつまで経っても変わらぬものであり、
私共の心もかくあるべきである。
(おみくじの神の教より)
この「神の教」は今月(2024年2月2日)引いたおみくじのもので、
最初の「変わらぬものを」の「か」は漢字なのに、
「かわり易い」のほうは「変わり」としなくて、
私なら「変わりやすい」と変換しますが、「やすい」は「易い」と漢字です。
『何か意味があっての事なのかしら?』と考えて、そのまま引用いたしました。
また、ずっと「神の教」の部分もご神託として読んできましたが、
最後の一言「わたくしどもの心も…」で、やっぱり人間が考えていたんだと解かります。
自分自身も姿勢を正して言うような書き方。
が、しかし、原文を書いた人は、おそらく明治時代の二所山田神社の宮本重胤宮司さん。
もう既に帰幽されて今は神様だろうから「神の教」で合っているとも思います。