神のこころが天地の真理、真理を離れて生きられぬ
神のこころが天地(てんち)の真理(まこと)、真理(まこと)を離れて生きられぬ。
神の御心が即(すなわ)ち
天地の真理(しんり)であり、
天地の真理に従うことが神の道である。
吾人(われひと)共に、
心を清め、身を浄め、
汚(けが)れなき誠の心を以(も)って、
平和で住みよい家庭、社会、国家を築くように
努力しなければならない。
神に仕える天津務(あまつつとめ)。
家庭、社会、国家に尽くす国津務(くにつつとめ)。
これが神の道であり、
神の真理(まこと)の御光りの中で、
真善美(まこと)の幸福(さいわい)を受ける道である。
(神社のおみくじの「神の教」より)
これは、いつもの我が家の氏神神社のおみくじ「神の教」の文で、昨年2023年12月25日に引いたものです。
古い世代はこれを読むと天地真理(あまちまり)って女性タレント名を思い出すんではないでしょうか?
若い人たちは知らなくて当然ですね。昔、いたのよ「あなた~を待つわ テニスコート」って歌っていた昭和のアイドルが。
さて、話が横道にそれましたが、先日の湯島天満宮のおみくじと比べると、
個人的な想いや迷いに寄り添うカウンセラー的な優しい言霊ではなく、
神様が超然とした存在で、天上から地上世界に住む我々青人草(民のことを、あおひとぐさとも言う)に宣命している。正に「ご神託」といった感じが強いお告げ文です。
高い志を持って世の中全体が良くなるように進め、ともとれます。
そしてまた、ここでも浄く(清く)誠(真)の心は幸福を受けるのに重要という事で繰り返されています。
たまに神社やお寺で祈祷・祈願したのに願いが叶わなかった、あんなのインチキだ!っていう人もいるけど、その前にご自分の心は我慾にまみれてなかったか?普段から神仏を信じ敬う誠の心はあったのか?と疑問です。