今日は、小雨でしたが梅まつり開催中の湯島天満宮までお参りに行ってきました。

地下鉄の湯島駅を出ると、幸運にも、ちょうど向こうから威勢の良い掛け声とお神輿が人々に担がれて、こちらに向かってくるところで、すごくタイミングよく出会えました。

お神輿の写真は撮りましたが、なんせ小雨で私も傘さしてて、他の人の傘が前に入ったり、お神輿は上下に動かしての移動ですから、ぶれているし、何よりも担ぎ手の方々の顔が写っているので、ちょっと、そのままアップするのはまずいかなァと思って、その写真は取りあえず控えておきます。

 

露店も色々出ていて、甘酒やイカ焼き、たこ焼き、肉串、焼きそば、唐揚げ、七味唐辛子、梅干し、水引アクセサリーなど色々あって、私は金沢の日本酒で漬けた梅酒と湯島天満宮の箱入りの日本酒・吉乃川の300ml瓶やら本郷ベーカリーのラスクなど購入してきました。

 

↓湯島天満宮の梅の花2024年

 

 

 

神輿 

神輿は「みこし」と読んでいましたが、「しんよ」とも読むそうです。

また「御輿」と書くこともあります。

神霊が社殿などを出て渡御(とぎょ)する際に、一時的に鎮まる輿のこと。

 

屋根に鳳凰の飾りをつけた神輿を鳳輦(ほうれん)といいますが、元々は天皇の正式な乗り物でした。

 

神輿の起源は不明ですが、奈良時代の大仏建立にあたり、八幡大神が宇佐から京に向かい渡御した時に紫色の輦輿(れんよ)が用いられたと伝えられているそうで、平安時代以降、神輿が神の乗り物として全国的に用いられるようになったという。

平安時代の『年中行事絵巻』や江戸時代中期の『神道名目類聚抄』には、六角円堂式の神輿(鳳輦)の図があり、昔は宮廷における貴人の座としての高御座(たかみくら)のような六角形だったようです。

今でも神社によっては、四角だけでなく六角、八角型があるそうですが、私はあんまり注意してみた事無かったのですが、たぶん四角のしか見た事が無いと思います。

 

普段はご本殿にお鎮まりになられている神様が、例祭の時には神輿や鳳輦に乗られて、氏子区域を渡御(とぎょ)する。

これをご神幸(しんこう)と言い、その時に行われる祭典をご神幸祭(ごしんこうさい)といいます。

神輿は神様のご神威を高めようと掛け声とともに担がれ、時には「お旅所」といって、神社や御祭神ゆかりの場所に留まられ饗応を受けます。

お旅所は複数の場合もあり、また、長期にわたって留まられる場合もあります。

 

神様は氏子たちの生活を直接ご覧になり、幸いを与えられるのです。

 

そして神様がお宮に戻られることを還御(かんぎょ)と言います。

 

【参考書籍】神社のいろは/神社のいろは要語集 祭祀編/イチから知りたい神道の本