社日(しゃにち)とは? | 心の鏡

心の鏡

天の霊妙不可思議な法則、神道について書いているブログ。心の鏡とは内在神を表し、神社のおみくじの神の教に「神様の御光が我が心の鏡に映るその時、凡ての心の曇り、心の闇は晴れゆきて、広き明き御恵みを授かる事が叶う」とあったところから命名しました。

 

 社日(しゃにち)とは?

 

明日は秋分の日という事でお彼岸の話題はあちこちでされているので、当ブログでは、あまり現代では知られていないと思われる「社日(しゃにち)」について書きます。

 

社日は春分の日・秋分の日に一番近い戊(つちのえ)の日に行う祭りで、土地の神様(産土神・土の神とも言われる)への感謝を捧げるものです。

春の社日を春社(しゅんしゃ)、秋の社日を秋社(しゅうしゃ)といいます。

 

春社

春は五穀の種を神前に供えて豊作を祈る祭り

 

秋社

秋は収穫を土の神に感謝する祭り

 

年によって日にちが違い、令和5年(2023年)は3月21日と9月27日(水)でした。

 

2月17日の祈年祭と10月17日の神嘗祭、11月23日の新嘗祭も同じような五穀豊穣祈願と収穫感謝の祭りですね。