私もいつの頃からか、肉体と霊魂やら幽体あるいは魂魄とかいう見えないものが別にあって、死後、肉体が滅んでも霊魂は永遠という説を信じていた。
そう信ぜられた経緯や根拠なら『神社のいろは要語集 宗教編』にも書いてあったけど、これを言ったところで、目に見えない世界の事だけに、スピリチュアルに猛抗議しているデバンカーを納得させるだけの実証は出来ないだろう。
だけど大事なのは相手と論争して言い負かす事じゃない。
問題は、心身の弱った人につけ込んで霊感商法で金銭をだまし取ったり、それで家族も貧困やいじめに遭ってしまったりする不幸や、極端に偏った狂信で周囲へ迷惑かけたり反社会的行為に向かう事だ。
自分の私利私欲のために神仏を利用して、嘘の予言や霊能・超能力をひけらかし、「あなたに悪霊がついています、1体11万円で浄霊します」などと人々を騙して食い物にする奴らがいけない。
ちなみに肉体と霊魂が別で霊魂は死後は不滅説については、
私は経験上、まだ医学も未発達だった古代の人々は、死後のご遺体の様子から、そういう霊魂と肉体は別だというような想像をしたのだろうと考えている。
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また、これからも神道における霊魂観について書いていきたいと思います。