【開運】寺社の初縁日と十二支守り本尊 | 心の鏡

心の鏡

このブログは主に神道について書いています。ブログタイトルの心の鏡とは内在神を表し、神社のおみくじの神の教に「神様の御光が我が心の鏡に映るその時、凡ての心の曇り、心の闇は晴れゆきて、広き明き御恵みを授かる事が叶う」とあったところから命名しました。

昨年末にも十二支別の守り本尊と縁日を当ブログに載せましたが、

今日は今月の神社の初縁日も含めてのご紹介をしたいと思います。

毎月ある縁日に、その仏様に守護されている干支の方がお参りすると、ご利益もいつもにも増してあるとか。

 

また、蛇は弁財天の使いということで、12日に1度の巳の日は金財運上昇祈願をするのに良いと言われ、特に60日に1度めぐる己巳(つちのとみ)の日はさらにご利益があるとされている。

 

それから合格祈願だの学問関係は、文殊菩薩の祀られているお寺も、天神様(菅原道真公)の祀られる神社も25日が縁日でご利益強まりそうですね。

 

あとは仏教の摩利支天がイノシシに乗っている事から、東京の上野から御徒町のアメ横にある摩利支天を祀るお寺では亥年、亥月(毎年11月の立冬から1か月)は力を入れてましたね。

 

他には虎は毘沙門天の使いという事で、寅の日が縁日でその日に毘沙門天が祀られているお寺にお参りすると願いが良く叶うと言われています。

 

神社ですと年間を通して様々な祭り、縁日がありますが、

毎月1日と15日に恒例の月次祭(つきなみさい)というのもありまして、

1日は朔日(さくじつ)参り、ついたち参りなどと呼んで、毎月1日の早朝にお参りされた氏子の方々をお祓いして、何か甘酒などをふるまったりする神社もあるようですね。

 

朔日というのは、元々漢字に月が入っていることでも分かるように、

月の満ち欠けで見た暦、太陰暦で新月の日の事だったそうです。

最近でも西洋占星術やスピリチュアル系で「今度の何々座で起こる新月や満月の日に願うと良い事」なんていうブログや動画・書籍などの記事を目にしますが、日本人はもっと昔から新月に神社にお参りして何か願っていたんですねぇ。


2023年1月

 

5日 初水天宮  

6日 八幡大神(応神天皇)御誕辰祭 宇佐神宮

8日 初薬師・大日如来 羊猿未・申年生まれの人の守り本尊

10日 十日えびす 初金比羅

11日 初己巳の日 

13日 虚空蔵菩薩 牛トラ 丑・寅年生まれの人の守り本尊

15日 阿弥陀如来 犬いのしし 戌・亥年生まれの人の守り本尊

17日 千手観音 ねずみ子年生まれの守り本尊縁日

18日 初観音 

21日 初大師 

23日 勢至菩薩 馬午年生まれの守り本尊

24日 初地蔵/普賢菩薩 龍ヘビ辰・巳年生まれの守り本尊

25日 初天神/文殊菩薩 うさぎ卯年生まれの守り本尊

28日 初不動…不動明王は鳥酉年生まれの守り本尊

 

 

皆さんにとって良い年になりますように。