第14代仲哀天皇・神功皇后紀 | 心の鏡

心の鏡

このブログは主に神道について書いています。ブログタイトルの心の鏡とは内在神を表し、神社のおみくじの神の教に「神様の御光が我が心の鏡に映るその時、凡ての心の曇り、心の闇は晴れゆきて、広き明き御恵みを授かる事が叶う」とあったところから命名しました。

日本武尊の話の次は、その息子、第14代 仲哀天皇紀です。

いつの間にか日本武尊には子供がいて、第2子が仲哀天皇。

容姿端麗で長身だったそうです。

そして、天皇即位後8年目の秋、またもや熊襲が反抗したので、天皇は熊襲征伐の為、九州に遠征しました。

その時、皇后の気長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)に神憑り、

「熊襲を討つより、宝の国・新羅があるから、我を祭って、これを服従せしめよ。」

とご神託がありました。

 

 

仲哀天皇は「神祭りは大切にしておりますので・・・」と、

神の言葉に耳を傾けることなく、疑いました。

神は「何を言うかこの愚か者!汝がこの国を保つことはできなだろう。皇后のおなかの子が、この国を治めるだろう。」と怒りました。

この時のおなかの子が、のちの応神天皇、八幡様です。

そして仲哀天皇は突然崩御してしまいます。

今の福岡市の香椎宮あたりで。

つづく