第12代は大足彦忍代別(おおたらしひこおしろわけの)天皇とも言われる景行(けいこう)天皇です。息子のうちの一人には、あの日本武尊がいらっしゃいます。
景行12年(西暦82年)
景行天皇は、熊襲(くまそ)征伐の為に九州へ赴き、平定後九州各地を巡幸する
この間、各地の地名を命名し、特に有明海に浮かぶ不知火(しらぬい)を見て、その地を「火の国」と命名した事は良く知られている
景行19年 都に戻る
景行20年 五百野皇女(いおのひめみこ)に天照大神を祀らせる
景行27年(西暦97年)
孝元天皇のひ孫・武内宿禰(たけしうちのすくね)が、北陸・東国を視察。蝦夷(えみし)の存在を報告
皇子・小碓(おうす)尊に命じて、再び熊襲を征討させる。
この時、女装して川上猛(かわかみたける)を討ち、その者から「日本武皇子(やまとたけるのみこ)」の名を奉られます。
景行40年(西暦110年)
東国の蝦夷が背いたので、日本武尊に東征を命じる
景行53年
天皇は日本武尊を偲んで尊が平定した地を巡る
日本武尊の話は長くなるのでまた後日。