箱根神社/霧島神宮/浅間神社/鹿児島神宮/塩釜神社 | 心の鏡

心の鏡

このブログは主に神道について書いています。ブログタイトルの心の鏡とは内在神を表し、神社のおみくじの神の教に「神様の御光が我が心の鏡に映るその時、凡ての心の曇り、心の闇は晴れゆきて、広き明き御恵みを授かる事が叶う」とあったところから命名しました。

今日は、これまでの天孫降臨章と海宮遊幸章に登場した神々が祀られている

主な神社のご紹介をいたします。

 

まず箱根神社 

こちらの御祭神は、瓊瓊杵尊 木花咲耶姫命 彦火火出見尊の三柱を総称して箱根大神様  

 

所在地が神奈川県という事で、現在日本国内の都道府県のうち2番目に人口が多い県ですから、「そこなら行ける」という人が見る確率も高くなるかと思って。

一応、今のところ国内なら移動の自粛は無いようですが、またオミクロン株が流行のニュースに上がっていまして、ここ2年くらい不要不急の外出自粛が多くて、それでもまあ同じ県内の移動は許容されていたので。

 

その公式ホームページにも書かれていますが、

瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は霧島神宮の御祭神

 

木花咲耶姫命は、霊峰富士の浅間神社の御祭神

 

海幸彦・山幸彦で名高い彦火火出見尊は鹿児島神宮の御祭神

 

それと、以前、書いたかもしれませんが、

塩土老翁は宮城県の塩釜神社を私は推薦したいと思います。

が、人口の多い東京都でも新橋5丁目19-7の赤レンガ通りあたりに塩竃神社がございました。

5月10日が例大祭。

そこと近い烏森神社 新橋2-15-5には瓊瓊杵尊が祀られています。

 

富士山浅間神社は私が先日お参りした品川神社の境内にも摂社としてありましたが、

浅間(せんげん)様は全国的にあって、「せんげん」は古くは「あさま」と呼び、

現在も噴煙を上げる浅間(あさま)山のように「火山」を意味する言葉であったと言われています。

そのほか、浅隈(あさくま)と言って川の浅瀬を意味する古語で湧き水の起源を表す言葉とも考えられています。

その「あさま」が「せんげん」と呼ばれるようになったのは中世以降のことです。

 

浅間様の代表的な神社は静岡県の富士山本宮浅間大社です。

 

お名前の木花は桜桜を意味していて美しい姫神です。

神社検定公式テキスト「神社のいろは」監修・神社庁/企画・公益財団法人 日本文化興隆財団より一部引用させていただきました。

 

そんな由緒から、私は、新宿の花園神社境内にあって、土地柄、なぜか芸能の神様にされている芸能浅間様については、いつも『ちょっと間違っている』と思っています。

 

波豊玉姫命、彦火火出見尊、鵜茅葺不合尊は、対馬の海神神社の御祭神でもあります。 

海神は「わたつみ」と読みますが、海神神社は「かいじんじんじゃ」ですね。

先日、ブログで紹介した豊玉姫神社 鹿児島県知覧町の他に佐賀県嬉野という所にもあるようでした。

やはり九州地方に多いようです。

関東だと豊玉姫がご祭神の有名な神社ってあまり聞かないのですが、地名がそのまま「豊玉」っていう地域が東京都練馬区にありますねぇ。

 

やはりこの天孫降臨から神武天皇誕生までの話に登場する神々がお揃いなのが、

鹿児島県の霧島神宮でしょうか。

瓊瓊杵尊と木花咲耶姫尊、彦火火出見尊と豊玉姫尊、鵜茅葺不合命と玉依姫尊、神倭磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)=神武天皇まで祀られています。