大宮氷川神社にお参りダイエット | 心の鏡

心の鏡

このブログは主に神道について書いています。ブログタイトルの心の鏡とは内在神を表し、神社のおみくじの神の教に「神様の御光が我が心の鏡に映るその時、凡ての心の曇り、心の闇は晴れゆきて、広き明き御恵みを授かる事が叶う」とあったところから命名しました。

今日は雨も上がったので、うちの神棚をお掃除して、

武蔵一之宮 氷川神社にお参りしました。

神棚のお札や他の神社のお守りも含めて古札所に納めて参拝して、

授与所で神宮大麻(天照皇大神宮のお札)と氷川神社のお札を新しくお分かち頂きました。

 

大宮駅から徒歩で向かい、さらに氷川神社の参道は長くて境内も広いので、

太りすぎで夏に受けた健康診断結果がよくなかった私にとって、少しは体を動かすいい機会になりました。

境内には明日の大湯祭(十日市=「とうかまち」と読む)の準備で作業してる方もいらして、

既に宗像神社の方はお祭りの時に開く仮設授与所の建物が建ち、

参拝客も私と同じく当日の混雑を避けてお参りされている方が間隔を広めにしていらしていました。

そして鳩が沢山地面を歩いてて、数えていたら10羽を超えました。鳩さん可愛かった。

 

《御祭神》

 須佐之男命(すさのおのみこと)

 稲田姫命(いなだひめのみこと)

 大己貴命(おおなむちのみこと) 

《例祭日》

8月1日

《ご由緒》

今から二千四百有余年の昔、第5代 孝昭天皇の御代3年4月の創立だそうです。

武蔵国造の子孫が大宮の地を本拠として民族的政治的に著しい発展をしたことを物語るように埼玉県、東京都、神奈川県に氷川神社の名の社が280数社及んでいるとか、境内に置いてあった略記に書いてありました。

 

摂末社も多くて、ひとつ学問の神・菅原道真公を祀る天満神社は飛び地で、大宮駅から来て参道入口の信号の南方面にあります。

 

それから三の鳥居を入った境内

《摂社》

門客人(もんきゃくじん)神社 

足摩乳命(あしなづちのみこと) 手摩乳命(てなづちのみこと)

稲田姫のご両親である神様

 

天津(あまつ)神社

少彦名命(すくなひこなのみこと) 医薬・国づくりの神 

どういうわけか?摂社の門客人神社の隣にある御嶽神社は末社で、そこにも大己貴命と共に祀られています。

 

宗像神社

 多起理比売命(たぎりひめのみこと)/市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)/田寸津比売命(たぎつひめのみこと)の宗像三女神(むなかたさんじょしん)

ご神名の漢字表記については様々ありますが氷川神社略記に記されたのを書き写しました。 

天照大神と素戔嗚尊の誓約(うけい)によって生まれた海上交通の神でもあるのにもかかわらず、申し訳ない事に所在している埼玉県は海なし県です。

ただ、神話では天照大神が

「筑紫の国に降って沖ノ島、大島、九州本土の宮に鎮まり、歴代天皇のまつりごとを助けなさい」とかいうご神勅を与えられた、天皇の政を助ける皇室守護、国家鎮護の神であります。

海なし県では神池の出島みたいな所にあって涼やかです。

 

《末社》

六社は

石上神社・雷神社・愛宕神社・山祇神社・神明神社・住吉神社

 

石上(いそのかみ)様は布都御霊命(ふつのみたまのみこと)で剣の神

雷(いかづち)様は、大雷命(おおいかづちのみこと)で、そのまんま雷の神ですね

愛宕(あたご)様は、加具土命(かぐつちのみこと)で火の神・火伏、防火の神

山祇神社は大山祇命(おおやまづみのみこと)山の神

神明神社は天照大神(あまてらすおおみかみ)ご存じ日・太陽の神・総氏神

住吉神社は底 ・中 ・上筒男命の三柱。

伊弉諾尊が、みそぎをする場面で出てきましたね。

こちらも諸説あって、伊弉諾尊が海水で清めたから、海の底と中ほどの深さと上の海面の方の神様とする説もあり、川で清めたとする説では川の上流、中流、下流、あるいは川の深い所から浅い所の神様って言う説もあるようです。

 

松尾神社 

大山くいの命 醸造業 日本第一の酒造神 「くい」の漢字は昨の日が口になっている字 農業・土木工事の神でもある。

 

御嶽(みたけ)神社 

ご祭神が大己貴命と少彦名命です。

以前、私が隣の門客人神社で拝んでいたら、人の気配が、結構大柄な感じの男の人がいるような気がして横を見たけど誰もいなくて、目に見えないけど何となくそこに立って正面を向いて参拝者の方向を見ているいらっしゃる気がして嬉しかったです。たぶん大柄だから大己貴命だと思っています。

 

稲荷神社 

倉稲魂命(うかのみたまのみこと) 宇迦之御魂大神と表記することもありますが、ここでは立て看板とか略記に載っている漢字表記は倉から始まるのです。

御祭神名についている「うか」「うけ」「け」は、古くは食物を意味する言葉です。

また稲荷は「稲成り」「稲生り」の意味でしたが、神様が稲を担っているイメージから「稲荷」の字があてられるようになったと言われています。

ですから、農業・稲作の神として日本では重要な神様だったわけです。

時代が下って商工業が盛んになると商売繁盛の神としても崇敬されるようになりました。

漁村では漁業の神様になっている所もあるようです。

狐との関係は諸説あるので、また別の機会に。

 

絵馬は、カラフルなきんちゃく袋に入れて吊るすタイプが主流になってきています。

外から他の人が何を書いているか読めないように配慮されています。

 

このご時世だから、昨年も今年も祭りの日に出店が参道に立ち並ぶことは無いのですが、

駅の方から歩いてくると飲食店も多くあって、たこ焼き屋さんもあるし、参道以外の所に移動販売車もありました。