神職と神社の数の不均衡で荒廃 | 心の鏡

心の鏡

このブログは主に神道について書いています。ブログタイトルの心の鏡とは内在神を表し、神社のおみくじの神の教に「神様の御光が我が心の鏡に映るその時、凡ての心の曇り、心の闇は晴れゆきて、広き明き御恵みを授かる事が叶う」とあったところから命名しました。

また続々とフォローしていただいた皆様ありがとうございます。

それで今までは、こちらからもなるべくブログの内容を問わずに、

フォローして下さった方のブログをフォローしてまいりましたが、

そのうちフォローした数の方が増えてきて、

つまりは少ししてから解除している人達もいることから、

こちらもフォローしていたブログを解除しました。

今後は、フォローするのも承認するかどうかこちらで選択とさせていただきました。

また、これからは内容がこちらの神社仏閣巡りのブログテーマと関連の無い、何かの宣伝・勧誘のためだけのブログは、

こちらからのフォローをしない事にしました。

セッション、ブロック解除、ヒーリング、引き寄せ、占い、パワーストーン、何百万円儲かるなどの言葉が入った、タイトルが説明臭くて長い商売ブログ。

そんなに沢山売りつけられても、お金を湯水のように使えるようなご身分じゃないですし、不要ですから。

爆  笑

 

神社さて、今朝のテレビのニュースで、

群馬県のみどり市で、ご神体を移したあとの武尊神社の建物が、

心霊スポットとしてネットに情報を拡散されて、

肝試しに来る人たちに荒されているという話を視聴しました。

解体したいけれど、神社では、まず役員会を開いてそれを決めなければならない。

しかし、そこを引き継いだ宮司さんは、もう誰が役員か?の名簿も無いから分からないと言う。

おそらく過疎化・高齢化で役員も地域にいなくなってしまったのでしょう。

もし、それが分かったとしても、解体費用が無い。

 

神社は観光地としても有名な神社を除いては運営が厳しい現状にある。

 

今は政教分離で信仰の自由もあって、

地方では高齢化・過疎化が進み、

寺社も昔のように武家が何かお金のかかる社殿等の造営や、ものを奉納する事もなく、

(一応、今でも天皇陛下が勅使を遣わす神社はあるが)

檀家や氏子といった地域の組織も廃れて、

人もお金も集まらない事が多いのだと思う。

さらにコロナ禍で観光業としても厳しい。

 

数年前から私も、この問題について知りました。

今は神社の数が何万社とあるけど、奉仕できる神職の人数は半分以下だったかな?もっと少ないので、

一人の宮司さんが複数の社の管理を掛け持ちしている為に、

こうした管理が行き届かない社が多くなっているのだとか。

 

これだけ支える人が減っているのに、

あくまでも神社のルールの、「氏子の役員会開いて決定!」に、こだわるから話が進まないのではないか?

 

また、神職の数も神社の数に比べて少なすぎるのは、その養成機関が少ないこともある。

神道の資格を取れる大学が全国で2つ、

あとは大きな神社で養成所があるところはあるらしいが、とにかく少ない。

神社の家の子が家業を継ぐために行くのが主だからでしょうか。

 

うちの近所の神社でも、これまでに近隣の村々にあった神社を何年に合祀したとか由緒の看板に詳しく書かれていたりします。

 

これからは、また無人神社もまとめて合祀していかないと。

やはり社務所が無い神社だと防犯防火の面で危険ですしね。