天地開闢(神世七代章)第二段 本文と一書 第1,2 | 心の鏡

心の鏡

天の霊妙不可思議な法則、神道について書いているブログ。心の鏡とは内在神を表し、神社のおみくじの神の教に「神様の御光が我が心の鏡に映るその時、凡ての心の曇り、心の闇は晴れゆきて、広き明き御恵みを授かる事が叶う」とあったところから命名しました。

次に第二段では、男女一組の神様が四代登場します。

これまた神々の名に別名も多いので混乱しがちですが、陰陽が現れ泥土が固まって家屋ができ、さらに、その後国生みをする男女神イザナキノミコト・イザナミノミコトが誕生するまでの系譜と考えられています。

※ここでの赤矢印は生んだ順序を示しています。

 

男性トイレ泥土煮尊(ういじにのみこと)・女性トイレ沙土煮尊(すいじにのみこと)

または、泥土根尊(ういじねのみこと)・泥土根尊(すいじねのみこと) とも言う

下矢印(生む)

男性トイレ大戸之道尊(おおとのじのみこと)または大戸之辺(おおとのべ)・女性トイレ大苫辺尊(おおとまべのみこと)

または、大戸摩彦尊(おおとまひこのみこと)・大戸摩姫尊(おおとまひめのみこと)

あるいは、大富道尊(おおとまじのみこと)・大富辺尊(おおとまべのみこと)

第三段の一書では角くいの尊(つのくいの尊)と活くいの尊(いくくいのみこと)

くいの字は織の糸へんのところが木へんになったもので、ちょっと変換できませんでした。すみません。

下矢印

男性トイレ面足尊(おもだるのみこと)・鎬女性トイレかしこ根尊(かしこは煌の火へんが小になっている漢字)

または、吾屋かしこ根尊(あやかしこねのみこと)・忌橿城尊(いむかしきのみこと)

あるいは青橿城根尊(あおかしきねのみこと)・吾屋橿城根尊(あやかしきのみこと)

下矢印

男性トイレ伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・女性トイレ伊弉冉尊(いざなみのみこと)

ここまでが本文(正伝)でした。

「面足」は顔立ちの整った意味で、「かしこ根」は今でもよく神職の方が祝詞で「かしこみ、かしこみ申す~~」とおっしゃってますが、「畏れ多い」と言った意味だそうですね。

ですから、面足尊を祀る神社のホームページには美肌だったか美人だったか美顔だったか?の、のぼり旗が掲げられているのを見ました。おもだるの漢字も、もっと変換しづらいような字のもあります。

 

次に、一書(別伝)の第一

男性トイレ青橿城根尊(あおかしきねのみこと)右矢印伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)

 

第二 

国常立尊右矢印天鏡尊(あめのかがみのみこと)右矢印天萬尊(てんのよろずのみこと)右矢印沫蕩尊(あわなぎのみこと)右矢印伊弉諾尊(いざなぎのみこと)

という順にお産みになりました。

 

以上、第二段でした。