他媒体でも書いてるんですが息抜きで始めました
更新遅め、rspnメインで書くつもりです
よろしくお願いします

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また身体を重ねてしまった
まだ熱が残るベッドに2人横になり
首の下に回された腕から理佐の体温を感じる

理佐のことは好き
でも、だからこそ、
このままじゃいられない

由 )ねぇ

理 )んー?

少し気怠げな返事とは裏腹に
ちゃんと顔を向けてくれて
その優しい笑顔に射抜かれる

理 )なーに、由依ちゃん?

ベッドサイドに置かれていた理佐のスマホが小さく鳴った

理 )どうしたの?

理佐はスマホには見向きもしない
でも、また通知音が鳴る

由 )連絡、返さなくていいの?

理 )今は由依との時間だからいいの

そうやってまた、甘い言葉で
私の気持ちを弄んで

理 )で、どうしたの?

由 )んー…

言い淀んでいる間にもスマホは鳴り続けて

理 )ごめん、うるさいよね
   ちょっと見てくる

そう言い残すと理佐は起き上がって
私とは反対のベットの縁に腰掛けた

少しだけ顔をほころばせてスマホをいじる理佐
その向こうには誰がいるの?
誰が理佐にこんな顔させてるの?

理 )ごめんごめん、お待たせ

聞くべきじゃないって分かってる
なのに、どうしても聞きたくなって

由 )他の人?

理 )うん、そんな感じ

なんとも思ってなさそうな理佐の返事
そうだよね
だって私たちはそういう関係なんだもん
お互いわかってる
あくまでも私は、
理佐にとって沢山いるうちの一人

由 )ねぇ、私ってさ

さっきまで話そうとしていたことは忘れてしまった
でも、それよりも聞くべきじゃない言葉が口をついて出てくる

由 )理佐にとって何番目?

理 )1番だよ、

理 )みんな1番

由 )…馬鹿

みんな1番、だなんて嫌なはずなのに
その中に私が入っているということに満足さえしてしまう

由 )何人いるの、こういう人

理 )由依ちゃんは気にしなくていいの

宥めるような口調
理佐に詳しく立ち入ろうとすると
いつもこうやって躱されてしまう

由 )じゃあさ、
   いつかは1人に決めるの?

理 )わかんない
   でもさ、今はこのままで良くない?

由 )でも、

理 )それにね
   1人にするってことは、
   他の子とはお別れするってことでしょ

理 )由依ちゃんのこと大好きだし、まだ一緒にいたいな

その言い方、私はほんとの1番じゃないんだね
分かってはいたけど、ほんの少し悲しくなる

由 )そうだよね、

理 )ん、
   どうしたの?急に

由 )別に、ちょっと気になっちゃっただけ

理 )んー、、

由 )んっ…ちょっと

突然唇を奪われる

由 )ねぇ、

理 )嫌?

由 )嫌じゃ、ないけど…

理 )ふふ…おいで

またこうやって、理佐の手の上で転がされて

理 )好きだよ、由依ちゃん

由 )私も、っ…

この関係で満足しているわけじゃない
でも、これが崩れるのも嫌
理佐一緒にいられるなら
まだこのままでもいいかな、なんてね

ねぇ、いつかはさ
私だけに振り向いてくれる日、来る?