なんて思います。
僕は阪神大震災のとき、
大阪の、しかも地盤の固い
といわれている土地に住みながらにして、
今や笑い話ですが、
ちょいとしたことで死にかけたんです。
直下で被災された方々なんかには
アホらし、とか不謹慎だなんて
言われてしまうかも知れませんが、
実際にあの揺れ、死を覚悟もしました。
人生が終わる、絶望がこれなんだ、
って思ったんです。
ただのおちんちんボーイだったから
なのかも知れないですし、
それから大人になったのも
あるでしょうけど
東日本大震災の時は、東京、
びっくりはしましたが
なんとも思いませんでしたものね。
ぱーって、ふぁーって、食器棚的なのを
掴みに行きました。
それは阪神の経験があったからこそ
なのだとは思いますが、
逆にこの余裕、命とりになるぞ、と、
おちんちんオールドボーイになった僕は
ふんどしを締め直したものです。
お話がそれてしまいましたが(右に)
その死にかけたあの日から僕は
生かされているんだな、と
遠い、遠くなってしまった、
赤く美しい夕陽の沈む
西の空を眺めるようになったんです。
そういう、物理的な？概念的な？
意味合いを置いといたとしても、
生かされてしかいないわけなんですが、
それでもなんか、ああ、もっと必死に
生きないといけないんだ
と、たくさんの人の前に立って、
たくさんの感情や笑い声なんかを浴びて
おもしろかったですとか、
応援してますから！って
お声かけ下さる度に、
あのときのおちんちんボーイが
ケツを蹴り上げてきよるんです。
あー、よかった、
おちんちんじゃなくて。
だからなんとはなしにですが、
くらい気持ちになっている人に
小さな小さなですよ？希望の光に
昇ってくる朝陽を想って、
昨日の夕陽を思い出すみたいな、
そのときに眼を瞑って、
ほんの少し残っていた
かも、みたいな残像くらいの
希望の光になれたらいいなー
なんて思ったりするのです。
誰かの力になるなんて
おこがましいかも知れませが、
昔テレビで見た爆烈Ｑで
ひっくりかえって笑ったんです
とか言ってくれる人もいまして、
いまの爆烈Ｑはその時の、
四人組の爆烈Ｑではないんですが、
またそう言ってもらえるように、
頑張るしか、僕には、ないんですよねー。
ま、そんな話です。
毎年、1.17とか、3.11とか、9.11に
こういう話になるのって、なんかなー
なんて思いもしますが、
忘れないこと、
忘れちゃいけないこと、
忘れてしまいたいこと、
忘れてしまったこと、
どれもが必要で大切なのかー
と思えば、こうやって何かの
サイクルに当て嵌まることも
いいもんなのかも知れませんね。
さ、日本は、世界は
大変だとしても、僕は平和。
今日も頑張ろう！
死ぬまで。