「セルボーンの博物誌」(ホワイト・ギルバート)を読むうちセルボーンという村はどんなところだろう、ギルバートが弟と工事したハンガーの森に登るジグザグの坂道も通ってみたいと思っていました。
憧れの英国の村 "セルボーン"、2011年4月30日ついに訪問が実現しました。
もう5年も前の思い話しです。
今回、日本野鳥の会大阪支部の室内例会「セルボーンの博物誌の鳥たちって」
(8月27日 土 2:30~4:30pm),NEXT21会議室)がありますので、
上の写真左は「セルボーンの博物誌の鳥たち」井沢浩一さんの改訂版です。
今回、この改訂版の出版記念としての室内例会(2回目)です。
従って講師は井沢浩一さんにお願いしています。
右の本は「セルボーンの博物誌」西谷退三訳です.。
講師の井沢さんは大阪支部の会員で西谷退三と同郷の高知の出身で、
日本トラスト協会でヤイロチョウ保護活動もされていました。
井沢浩一さんがなぜ「セルボーンの博物誌の鳥たち」を出版されることになったのか
お話が室内例会で聞けると思います。
ウオータールー駅で見たオールトンまでの時間表です。約1時間くらいです。
私が乗った列車です。
オールトン駅でタクシーをお願いし、待っている間に見た新聞です。
前日がウイリアム王子とキャサリン嬢の結婚式があったのです。
通りから見たギルバートが住んでいた家、"ウエイクス荘"です。
レンガの壁に「ギルバート・ホワイト ハウス&オーツコレクシオン」とありました。
オーツコレクションとは探検家のローレンス・オーツ陸軍大尉のことです。
南極点を踏破した英国のスッコ隊の隊員でした。
テントとかソリ等探検用ギヤーが展示されていました。
裏庭から見たウェイクス荘
ギルバートが愛し、観察した野草の花壇
庭園から見た生家 "ウエイクス荘"
庭を眺めるヘラクレス彫像
庭園を散歩していた声をかけられました。
「セルボーンの博物誌」の研究家ドナルド・D・フースツスンさんでした。
井沢さんが連絡していただいていたおかげです。
付近やハウスの内部を案内していただきました。
聖メアリー教会 ギルバート・ホワイトはこの教会の牧師でした
ギルバート・ホワイトのお墓 ドナルドさんが草抜き
牧師館そばのセイヨウイチイの株 1990年の大風で倒木、樹齢1400年と言われている。
プレスター 遊び広場 真ん中の木はイングリシュオーク
このバーのそばからジグザグの登りに出る
これがジグザグの登り道
これがハンガーの森 セイヨウブナの林 木漏れ日も優しい
上の画像を見ていただいたとおりセールボーンは自然豊かな静かで素晴らしいところです。
「セルボ-ンの博物誌」の著者ギルバート・ホワイトは人を愛せず生涯独身でセルボーンに
恋して一生を過ごしたと言われています。
ダーウィン、ハックスレー、の大科学者やバローズ、ハドソン、エドワーズ・トマス、マシンガム
などの文学者が相次いでこの村を訪ねています。