佐賀県東よか干潟でシギ・チドリ観察 5月6日 火曜日 | mukudoriのブログ

mukudoriのブログ

2014年6月3日の大阪支部幹事会で3年間の支部長任期を終え、
副支部長としてサポートに回ることになりました。
3年間会員の皆様や幹事さんにご支援いただき厚く
御礼申し上げます。
このブログは継続しますのでよろしくお願いします。

佐賀県の有明海、大授搦海岸にシギ・チドリ観察に出かけました。

ここは佐賀県東与賀町で「干潟よか公園」として整備されていました。

この公園の名前は佐賀弁の「よか」と「東与賀町」の与賀からきているなと勝手に考えていました。


関西ではシギ・チドリの飛来が少なくなりましたので、一度はここでシギ・チドリ観察したい

憧れのポイントです。ここはまた野鳥だけでなくこの有明でしか生えていない

シチメンソウが生えていて保護されています。


昭和天皇も昭和62年5月にここに行幸され、

 「面白し沖はるかに汐ひきて鳥も蟹も見ゆる有明の海」

とうたわれています。


私も何年か前にここに来ていますが汐が引いている時で野鳥を観察した

記憶がありません、今回は私の息子、三男が福岡に転勤となり、シギ・チドリ好きの彼に

案内してもらいました。ところがこの日も朝から雨でした。


5月6日朝の満潮時に来ましたので、シギ・チドリは目の前で観察することができました。

観察している人は4,5人でその中には写真家の叶内拓哉氏も見かけました。


ハマシギは多く、トウネン、ダイゼン、オオソリハシシギ、ホウロクシギは双眼鏡で観察しました。

オバシギ、コオバシギ、サルハマシギは息子がスコープに入れて見せてくれました。


沖合に群れている野鳥がいました。ツクシガモの群れでした。まだこれだけの

ツクシガモが残っていることに驚きました。



 防潮堤                            防潮堤
 
 保護されているシチメンソウ               チチメンソウの説明板


    
 雨の中観察する三男 宣弘



潮が満ちてきて飛び交うハマシギ

 ハマシギの群れ

 トウネン

 トウネン


 クロツラヘラサギ

 クロツラヘラサギ


 ダイゼン

 ダイゼンとハマシギ

 ダイゼン他 大潮で汐が柵をくぐりシチメンソウの自生区域まで侵入してきます。

         行き場を失ったシギチドリは群れで飛び交い、このコンクリートを

         ハイタイドルースト(High Tade Roost)として潮が引くまで休んでいます。

 オオソリハシシギ、ハマシギ、ダイゼン



 ハマシギ

ハマシギ

目の前でシギ・チドリが群れで飛び交う饗宴をみて胸がときめき、興奮がおさまりませんでした。