こんにちは。

BIRDSITTERS事務局スタッフの徳永ゆかりです。

 

今日は関西地区メンバー、m.marieさまとしょごすさまによる

お預かりレポートをご紹介いたします。

 

どうぞご一読くださいませ(*^-^*)

 

 

【お預かり期間】2019/4/19~2019/5/4

 

【シッターさま】しょごすさま

 

【預け主】m.marieさま

 

【お預けされた愛鳥さん】

オカメインコ、5才、1羽、病歴なし(目の周りの皮膚が変形あり)カキカキが大好きでたまに反抗的

 

【シッターさまの愛鳥さん】

オカメインコのオス、5歳。お試しシッティング前に一通りの検査を済ませ、健康面に問題なしと診断されました。

 

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■お預かりレポート(預け主:m.marieさま)

<良かった点>

1日1回のメール報告をしてくださり、写真も添えられていたので元気な様子を確認できた事が、一番良かったです。

 

<不安だった点>

お試しシッティングの時点から発情期に入り、産卵・抱卵を始めてしまったので、お試しの日程を変えて頂くなど調整をして頂きました。にもかかわらず、本シッティングの前々日くらいから再び産卵の体制に入ってしまいシッターさんにはとても心労をかけてしまったように思います。あと、愛鳥がケージに帰るときに使用するアスレチックを当日忘れてしまったことも気になっていました。

 

<感想>

シッターさんからのご指摘では、産卵しそうだとわかった時点で連絡をして欲しかった、とのことでした。事前に知ることで、調べたり心の準備ができるとのことでした。私自身は、産卵が分かった時点で万が一の自体も覚悟しました。このような状況になるとは全く想定していなかったので勉強になりました。シッターさんの心労や、愛鳥の身の安全を考えると病院に預けることも選択肢にいれておいた方がよいように感じました。

 

■お預かりレポート(シッター:しょごすさま)

<良かった点>

愛鳥と同種の愛鳥さんをお預かりすることで、顔立ちやにおい(!)、普段の動きや好みにいたるまでを目の当たりにできたという点です。また、ケージのレイアウトが動線を意識されたものとなっており、いち飼い主として大変参考になりました。

 

<不安だった点>

お預かりの愛鳥さんの産卵にともない、お試しシッティングの日取りがかなりずれ込んでしまったことです。オカメインコの女の子のお世話経験が皆無であったため、シッター中に卵を産んでしまったら……という不安がありました。

 

<感想>

シッティング当日、愛鳥さんの引き渡し時に産卵の予兆があることを預け主さまより伺い、非常に混乱しました。こちらが一人暮らしで、なおかつ日中は仕事で家を空ける状況が5日ほど続いたため、その間は本当に気が気ではありませんでした。

放鳥に関しては、①愛鳥さん自身がケージに近寄られると強い警戒を示すこと②産卵中の鳥さんのいつもとは異なる環境での放鳥のリスクがあまりに高いと判断したために控えさせていただきました。産卵中の特徴としての多尿は見受けられましたおおむねごはんを問題なく食べてくれていて、結果シッター中4個の卵を無事に産んでくれました。残り2日の時点で気も穏やかになり、ケージに近寄っても威嚇しなくなりましたので、放鳥をして水浴びやカキカキなどをしてくつろいでもらいました。

 

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預け主さま、シッターさま、双方とも愛鳥さんはオカメインコさんでしたが、たとえ同種であっても性別の違いや、さらに今回はお預かりの愛鳥さんが産卵を控えた時期であったなど大変繊細な時期のシッティングとなったとのことでした。お試し預かりの実施に際しても、同じく産卵の気配があったため日程の変更など調整を慎重に設定したとのことですが、本シッティングの直前になって再び産卵の気配を帯びたとのことです。

 

シッターさまは産卵が近い状態であることをお預かり当日に預け主さまから聞き、大変困惑されたことと思います。2週間という長期のシッティングで預け主さまは万が一の覚悟をされ、またシッターさまも仕事で不在の時間もある中で、急な体調の変化に対応しきれるかとそれぞれ不安からのシッティングであったとお見受けいたします。

 

預け主さまの感想にあります、

>シッターさんからのご指摘では、産卵しそうだとわかった時点で連絡をして欲しかった、とのことでした。事前に知ることで、調べたり心の準備ができるとのことでした。

これは大切なことだと思います。シッターさま側にも十分な心の準備、下調べのための時間が必要だと私も思います。

 

 

預け主さまの愛鳥さん、またシッターさま宅にも愛鳥さんがいる場合は

周到に準備を重ねていても急な体調変化が起こりえます。

 

シッティング前に

お預け予定の愛鳥さん、また

シッター宅の愛鳥さんに体調の変化等が見受けられた場合は、

 

・早急にかかりつけ医を受診する

・現状をいち早く先方にお知らし、相談する

・状況によってはシッティングが不成立になる可能もあることも預け主さまは考慮する

・BIRDSITTERS制度利用とともに、有料のペットシッター、ペットホテル、病院を検討する

 

などの対策をすることで、不安材料を軽減させることが出来るかと考えます。

 

※事務局注※

日程的に実施日が近い場合、

BIRDSITTERSが定める事前面談、お試し預かりが実施できない場合は通常預かりとしての対応は難しく、

緊急預かり(鳥やひとの命を最優先として考える)となる場合も考慮する必要があります。

 

BIRDSITTERSは愛鳥家さんの相互扶助による預かり組織です。

愛鳥さんやメンバーさまやご家族のご事情により、シッティングが不成立となることも想定し

預け主さま・シッターさま双方でしっかりと連携をとり、

愛鳥さんの行き先に困ることのないようご準備をよろしくお願いいたします。

 

 

幸いにもシッティング中に無事4個の産卵を終え、預け主さまにお迎えに愛鳥さんもホッとしたことでしょう(*^-^*)

シッティング後半には放鳥や水浴び、カキカキも堪能した愛鳥さん。

 

お迎えに来られた預け主さまも

無事お返ししたシッターさまも安心されたことと思います。本当に良かったですね。

 

たくさんのメンバーさまの参考になるかと思います。

貴重なご感想をお寄せくださり、ありがとうございました。

 

 

連日の大雨、九州からの西日本にかけて

地域によっては避難勧告の出ている地域もあります。

愛鳥さんと一緒にお過ごしの中、お困りの方はいらっしゃいませんか。

 

もしもお友だちがお困りの際は

何かお手伝いできることがあるかもしれません。

BIRDSITTERSには心強いメンバーさまがたくさんおられます。

どうかお声がけください。

 

(徳永ゆかり)