2026年3月22日、NCAA男子ラクロスは注目カードが並ぶ濃密な一日となった。トップ20同士の対決に加え、延長戦や番狂わせもあり、シーズンの流れを占う重要な週となった。
シラキュース、ホームで圧巻の攻撃ショー
約1か月ぶりにホーム「ドーム」に戻ったシラキュースは、ジョージタウンを18-12で圧倒。
第2クォーターの7-0ラン(試合開始からは11-1)がすべてだった。
マイケル・レオの5得点、ジョーイ・スパリーナの6ポイントを中心に、9人が得点するバランスの良さも際立つ。
後半はやや規律を欠き、ジョージタウンの反撃を許したものの、試合の主導権は終始シラキュースが握っていた。いよいよACC戦に突入する中で、優勝候補としての存在感を強く示した。
デューク、守備戦で“本物”を証明
デュークはデンバーを8-7で下し、無敗をキープ。
第1クォーターで0-4と出遅れるも、第2クォーターに7連続得点で一気に逆転。この集中力と修正力はさすがの一言。
マックス・スロートが3得点、守備陣も相手をわずか9本の枠内シュートに抑えるなど、オフェンスだけでない強さを証明した試合となった。
オハイオステート、延長9秒の劇的決着
この日のベストゲームの一つが、オハイオステート対ラトガース。
まるでホッケーのような6-5のロースコア戦は延長戦にもつれ込み、決着はわずか9秒後に訪れた。
フェイスオフを制した瞬間、速攻からアレックス・マリニエが一撃。まさに“サドンデス”という言葉通りの終わり方だった。
試合の流れを変えたのはゴーリー交代。途中出場のジャック・アレンが10セーブの活躍で試合を安定させた。
さらに注目はフレッシュマンのカリフ・ホッカー。ACL断裂から復帰したばかりながら、第4クォーターに2得点を挙げて同点に追いつく活躍。今後のスター候補として強烈な印象を残した。
ペンステート、メリーランド撃破の歴史的勝利
ペンステートはメリーランドを10-6で破り、ホームで初勝利。
フレッシュマンGKプレストン・ホーキンスが14セーブと大当たり。ルーク・ウォルストラムも4ポイントで攻撃を牽引した。
一方のメリーランドはオフェンスが機能せず、ロングスティックに得点を頼る苦しい展開。今季の課題が浮き彫りとなった。
そのほかの注目結果
- ジョンズ・ホプキンス:ミシガンに快勝し好スタート
- ノースカロライナ:アーミーとの接戦を制す(12-11)
- ペン:守備戦でイェールを撃破(9-7)
- リッチモンド:21-7の圧勝で無敗継続(8-0)