トラフズク&三井記念美術館 その2 | birds-rtcj30のブログ

birds-rtcj30のブログ

ブログの説明を入力します。


 三越前にある、三井記念美術館。

 初めて訪れる。

イメージ 3

 今回、開催中の展覧会は、「国宝 雪松図と花鳥 美術館でバードウォッチング」

 なんだ、美術館でバードウォッチングとは?

 あまり、興味はなかったけれど。

 代々、三井グループの三井家は、鳥好きらしく、鳥にちなんだ、絵画、陶芸品など、収集していたらしく、それらを集めた展示。

イメージ 1

 写真撮影は、できない。

 展示室1と2は、茶褐色の羽板作り、装飾美しい。かつては、重役たちの会食に使われた部屋というから、納得。



 「青鸞羽箒pheasant Feather Duster」

 美しい羽のほうき。

 鳥好きのくせに、青鸞、セイラン、?どんな鳥?知らないね。

 pheasant だから、クジャクの仲間だろうとはわかったけれど、それにしても、美しい羽。

 金地に、細かい黒点。目玉のような班もある。

 家に帰って、検索した。

 マレーシアなどに棲息するというので、東南アジアの鳥の図鑑も、めくった。。。


 
 「鳥類真写図巻」

 17m、63種もの、鳥類の写生図。

 こんなものが三井家にあるというのも、鳥好きが分かるね。

 ノゴマやサンカノゴイなんて、マイナーな鳥まで、描かれているのには、びっくり。

 羽などは、非常に丹念に細かく描かれていて素晴らしい描写なんだけれど、もう少し、鳥の骨格を、勉強してほしいという感じだね。

 
 「雪松図屏風」

 国宝、円山応挙、やはり、さすがだ。。。


 「百鳥図横額」

 イスカ、キレンジャク、カワセミ、アマツバメ、などの、鳥が、50羽ほど飛ぶ姿が描かれている。

 なぜか、ブンチョウ、ギンパラみたいな鳥も混じっているのが、何とも、奇妙。。。

 鳥の飛ぶ姿勢をもう少し、観察してね、って思うけどね。飛ぶとき、こんな格好ではないです、みたいな。。。

 
 絵画といえばそれまでですけれど。


 
 「月宮殿蒔絵水晶台」

 台の上に大きな水晶が乗っていて、これはすごいね。

 台には、三井鉱山で産出した、孔雀石、方解石、黄銅鉱、水晶などがちりばめられているけれど、鳥はどこかな。


 「鶴図」

 堂本印象の描いたタンチョウ。木にとまってる。。。

 やられたね、タンチョウは、木にとまらないです。。。

 絵としては、さすが、堂本印象だけどね。



 「京都博覧会諸鳥出品目録」

 明治11年の京都博覧会に、三井高朗が飼育していた鳥150羽を出品した時の鳥の目録。

 150羽も出品、いったいどれだけ、飼っていたんだろうね。

 見ると、クロジ、ミヤマホオジロ、オオマシコ、ノジコ、なんて鳥もある。。。。


 まったく。。。


 場所柄か、おめかしした、来場者の姿が目立ちましたね。

 
 
 三越のライオンがバラをくわえていた。みんな写真を撮っていた。

イメージ 2

 
 今朝も、また雪。

イメージ 4