ほとんど何も、見えないのに、山頂で、長居。
すると、時折、ほんの一瞬だけ、仙丈ケ岳が見えることがあった。
ほんと、一瞬だけなので、カメラを向けたときには、たいがい、雲隠れ、、、
続々と、登頂者がやって来るけれど、山頂は、かなり、広く、窮屈にはならない。
10時半近くまで、ガスが晴れないかなあ、と待っていたけれど、変わり映えしないので、ボチボチ、下山。
駒津峰へのくだり、登ってくる人、降りる人、すれ違いが大変なところが多いので、頻繁に、順番待ちすることに。
帰りは、仙丈ケ岳、姿を見せてくれた。
富士山も、また。でも、鳳凰山の後ろに、隠れてる、、、
北岳は見えない。
11時半ごろ、駒津峰まで、下りてきた。
ここでは、相変わらず、何も見えない、、、
ここから、来た時と違って、仙水峠へ、下る。12時ごろ。
急な坂道。
こんな時間になっても、登ってくる人が、多い。
下りが嫌いなんで、嫌気がさしてきている時、キクイタダキが、愛らしい姿を見せてくれた。
登山道わきに咲く花は、あまり、なく、というか、地味で目立たないのが多いし、、、
チョウも、飛んでない。
あ、咲いてると思って写真撮ったら、ピンボケ、ブレブレ、、、
13時ごろ、ようやく、仙水峠に着く。
このころ、かなり、晴れてきた。
午後から、雨だということだったけれど、、、
駒津峰、摩利支天、が見える。
仙水峠は、熱変成岩が、ゴロゴロした地形。南アルプスは、火山でもないのに、こんな景色は異様に見える。
ここからは、かなり緩やかな下りとなる。
こんな緩やかな下りは、うれしい。だから、帰りにこのコースとりたかったんだけれどね。
開けているので、鳥の姿が見やすく、ミソサザイや、ルリビタキが、よく見られ、遊んでもらった、、、
14時ごろ、仙水小屋に着く。
ここまで来れば、北沢峠もすぐそこ。
道すがら、なんと、コマドリを見た。
この鳥は、近くでさえずっているのに、なかなか、どこにいるかわからず、声はすれども、姿は見えずが多くて、ほんと、久しぶりに姿を見た!
探している時は見つからないのに、歩いていたら、目に前にいた、なんて、こんなこともあるのね。
14時ごろ、長衛小屋。