五竜岳 その2 足に異常が、でも、登頂 | birds-rtcj30のブログ

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 雪渓地帯を超えたあたり、足に異常が、、、

 こんなことは、初めてだ。

 肉離れでもなく、足がつったというのでもない。

 何だろう、一瞬、太ももの筋肉が、硬直したような感じというか。

 医者でもなく、スポーツ医学なんて知らないし、いったい、何が起こった?

 痛みとその症状は、ほどなく消えるも、引き続き歩いている途中、何度も、その状態になった。

 筋肉疲労かな。筋肉に疲労物質でもたまりすぎたのか、、、


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 そんなに長い間歩いたわけでもなく、いつもは、これ以上、歩いている、、、

 確かに、アップダウンの多いコースで、ハードだけれど。

 水分補給がうまくいかなかったかな。なにぶん、かなり、暑くて、汗だく、、、

 それとも、エネルギー切れ?

 昨晩は、荷物をロッカーに入れた後、出勤時間までの間に、マックで、ハンバーガーを食べたくらい。

 仕事のあとは、食事する時間なんて、なかったし。

 朝は、梓川サービスエリアで、スニッカーズミニを買って、かじったぐらい。

 登山を始めてからは、シリアルを何個か、食べたけれど、、、、

 歩けないわけでもないので、ともあれ、ごまかしながらでも、五竜山荘まで、登るしかない。
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 足が、こんな状態で、限界に近いというのに、クサリ場が何か所かあり、、、

 まあ、いつもなら、それほどのとこもないくらいの、易しい、クサリ場だけれど

 足ではなく、腕力だけで、体を引き上げる

 あたりには、高山植物が咲いていたり、イワヒバリや、カヤクグリがちょろちょろしていたり、

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 鹿島槍の双耳峰に見とれる。
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 それどころじゃないんだけどなあ、
 
 13:45頃、ようやく、五竜山荘にたどり着く。

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 元気だったら、時間も早いことだし、天気もまあまあだったから、このまま、登頂を目指そうかとも思っていたけれど、やめた。

 大事をとる。

 水分の補給、エネルギーの補給がてら、500めりリットルのポンジュースを買って飲んだ。

 いつもは、山小屋の飲料などは高いので、手は出さないのだけれど。

 500円。

 小屋の前から、恨めしそうに、五竜の頂を眺めていた。

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 明日は、登れるだろうか、、、

 17時、夕食。

 19時過ぎ、窓から、日の入りの太陽が見えた。

 外へ出て、見に行く気力はなかった。

 この日、それなりに宿泊者はいたけれど、なぜか、個室をあてがわれた。山小屋にしては、珍しい。

 ゆっくり、休ませてもらうよ。

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 7月21日(木)

 朝4時過ぎ、起きる。

 足の具合は、う~ん、まあ、どうもないような。

 4:45頃、日の出。雲海から昇る太陽、いまいちだね。


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 5:00、朝食をすませ、5時半ごろ、出発。

 家から、水は、1.5リットルほど持ってきたけれど、念のため、555ミリリットルの「いろはす」を300円も出して買った。

 五竜山頂目指して登り始め、振り返ると、白馬三山が、そびえていた。

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 昨日は、この方面雲がかかっていて、見えなかった。

 今日は、最高。

 あたりのハイマツ、ライチョウ、いないかな、ずいぶん気にして、登った。

 鹿島槍は、すぐそこに見えた。



 クサリ場があったり、岩をよじ登ったりするけれど、総じて、道は、さほど、危険でもない。

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 足の状態のこともあり、6:45頃、登頂。
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 後立山連峰、中でも、剣岳。

 鹿島槍のずっと奥には、槍ヶ岳も見える。
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 白馬三山は、言わずもがな。
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 7時過ぎ、下山開始。

 下りは、もっと、そろり、そろり。

 8時過ぎ、ようやく、山荘前に戻ってきた。

 小屋の前で、一息ついていると、アサギマダラ!

 とまれ、とまってくれ、と思ったけれど、ひらひらと舞うばかり。

 ここで、さっき買った「いろはす」飲み干した。

 まあ、あとは、自宅から持ってきた水でいけるでしょう。

 8時半前、ゴンドラ駅目指して、出発。

 帰りも同じ道。下っていく先、遠見尾根は、ガスがかかっていた。

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