甲州の山は、わけもなく、あまり、登ろうとも思わなかったのだけれど、調べてみると、意外と近く、また、アクセスも日程さえ合わせれば、日帰り登山ができる!、ことに気付いた。
10月20日(木)
6時過ぎの電車に乗るため、5時半ごろ、自転車で駅へ。
八王子で、始発の6:33発普通松本行きに乗り換え。
7:38、甲斐大和駅で下車。
駅前から、上日川峠行きのバスが出るので、それを待つ。
8:10の出発のころには、バスを待つ人が長い列を作り、40人乗りぐらいのない来るバスは、ほぼ満席となった。
このバスは、土日と、平日は、春のほんの数日間と、秋の3週間ほどしか走っていない。
平日しか、時間のとれない、私は、この時を狙っていた。
45分ほどで、終点、上日川峠に着く。途中で、違うコースを歩く人たちが10数名いた。
駐車場には、マイカーで来ている人の車がいっぱい止まっていた。
9時ごろ、登り始める。
始まったばかりの紅葉がきれいだった。
30分足らずで、福ちゃん荘に着く。
ここで、唐松尾根コースと分かれる。こちらのコースをとれば、1時間ほどで、大菩薩嶺山頂に立つことができる。
けれども、大菩薩峠を経由するほうが、景観がいいので、そちらへ歩く。
鳥は、さっぱりだな、時折、カラなどの声や姿を見聞きするぐらい。
でも、まさか、こんなところで、こんな時期に!、ウソ、がいた。うそじゃないのに、ウソだ、、、、、。
10時半前頃、大菩薩峠介山荘に着く。
ここを少し過ぎると、あ~、富士山‼
そして、南アルプス‼ 私には、おなじみの甲斐駒、仙丈、北岳などなど。
ここから、雷岩と呼ばれるところまでは、こうした山を眺めながらの、プロムナード。
色づき始めた木々や、白い木肌のシラカバの木、青い空に映えて、美し。
真っ赤なナナカマドの実。
右手、奥に、八ヶ岳。
富士山、きれいだから、何枚も写真、撮っちゃうよ。
あまりの眺望に、時間がかかる。
でも、大丈夫、帰りのバスは、15:45だ。
11時半ごろ、ようやく、雷岩に、到着。
大菩薩嶺の頂上はこの先、10分ほどのところ。山頂は、樹木に覆われていて、眺望はないので、みな、ここで、休憩、昼食をしているので、人、人、人、、、
ともあれ、山頂を目指す。11:40頃、登頂。
山頂にある標識の写真だけ撮って、すぐに、雷岩へ戻って、私も、一休み。
ここで、唐松尾根コースが合わさるが、このコース登ってきて、このコース引き返す人もいて、大菩薩峠から、ここまでのコース、眺望いいのに、歩かないなんて、もったいないなぁ~と他人事ながら、思っていた。
自分も、ここから、唐松尾根コースで下れば、14:00のバスでも、帰れるけれど、もったいなさすぎる。
まだ、見ていたいこの眺め。
再び、大菩薩峠へ、下りる。
雷岩で、休んでいた時、近くにいた人が話していた。滑落や、道迷いなど、身の危険も感じることなく、こんないい山歩きができるなんて、最高だね。ごもっとも。
この山危険なところなんかないし、なのに、眺望、最高。
大菩薩峠、介山荘手前で、この眺望も見納め。
双眼鏡で、南アルプスを眺めていると、視界に、ワシタカの姿が。でも、遠すぎて、わからない…。
こんな日、ワシタカ、飛びそうだけど、近くでは一向に、飛んでくれなかった。
バス停、目指して下りてゆく。
14時半ごろ、下りてきたけれど、バスは、15:45。
1時間以上も待つことに。
ツアーで来た人たちは、用意してあるバスに乗ってゆき、下りてくるほとんどの人達も、マイカーで来ているらしく、バス待ちは、ほとんどいなかった。
15:45、バス出発。乗客は、6~7名ぐらい。
16時半、甲斐大和の駅に着き、16:42の高尾行き普通列車に乗って、帰路につく。
18時半前、駅に着き、帰宅。
認めた鳥
アカゲラ
コゲラ
ヒヨドリ
モズ
ジョウビタキ
ウグイス
エナガ
ヒガラ
ヤマガラ
シジュウカラ
ウソ
スズメ
カケス
ハシボソガラス
ハシブトガラス