毎年、夏に、山に登ることを楽しみにしています。
今年も、2、3予定していますが、先日、一日、休みができたので、今年の山登りの試運転がてら、赤城山に登りました。
5月19日(月)
7時ごろ、家を出発して、9:57にJR前橋駅に到着。
平日は、駅から赤城山ビジターセンター行きの直通バスは、ないので、途中の富士見温泉で、バスを乗り換えなければなりませんでした。
10:35の富士見温泉行きのバスに乗車。
富士見温泉到着は、11:05。すぐ前に、赤城山ビジターセンター行きのバスが止まっていたので、そのバスに乗る。
11:10、バスは出発。乗客は、他に一人いるだけ。
このバス、一旦、あかぎ広場へ行って、戻るような感じで、終点のビジターセンターに11:55、着きました。ここで、バスを降りましたが、 黒檜山の登山口には、あかぎ広場のほうが近かった…。
終点まで、バスに乗っていたのは、私一人、さびしいねぇ。
ここは、標高、1300メートルほど。少し寒く感じました。バスの中から、道路わきにあった温度計は、14℃を表示していました。
黒檜山登山口を目指して、先にバスが立ち寄った、あかぎ広場方面へ、歩く。
その先、赤城神社、参拝して行ってもよかったのですが、とにかく、先に山に登りたかったので、湖岸からながめて過ぎました。
ノジコでも、鳴いてくれないかなあ、と期待していたけれど、声は聴かれませんでした。
12:30頃、黒檜山登山口より、登り始める。
山は、朝早く登ったほうがいいんだけど、前橋を7:32のバスにのるには、家からは、電車がなくて、あきらめました。
午後になると、天気が不安定になることが多いし、鳥の声は、朝がいいし。
こんな時間から、登る人もいないだろうと思っていたけれど、他2組4名、いました。
はじめから、なかなかの急登。15分ほどで、眼下に大沼、赤城神社などを望める、岩場に着く。
赤城神社、立ち寄ってこなかったので、ここより、参拝。
猫岩と言われるこのあたりの岩場、きつい登りだし、あちこちに踏み跡があり、木や、岩につけられたマークを見失わないようにしないと、どこへ行ってしまうかわからない…。
この道、降りてくる人もかなりいるけれど、こりゃ、登るより、降りるほうが大変だ…。私は、帰りは、この道下る予定にしなくて、よかったと思いました。
岩場が過ぎても、急登は、続く。 亜高山帯というわけでも、ないんだろうけど、ルリビタキのさえずりが、よく聞こえた。
一時間近く登って、ようやく、駒ヶ岳分岐。ここまでくれば山頂は、もうすぐ。
分岐から、山頂まで、シラカバの林が美しい。あたりは新緑というには、ほど遠く、山は、緑ではなく、茶色。
14時前ごろ、登頂。
山頂からは、樹間越しに、雪を頂く、日光や谷川岳などが、見えた。山頂を、もう少し行ったところからは、よく見渡せるそうだけれど、わけのわからない道を歩くのも嫌なので、木の間越しで我慢しました。
14:20頃、下山開始。
御黒檜大神の鳥居と石碑を見て、木製の急な階段を下る。行きのような、岩のゴロゴロした、ザレた道を下るよりはましだけれど。足を下す場所に気を使ったりする必要ないし。
ほどなく、大ダルミと呼ばれる、明るいササ原に。時季には、ツツジが咲き乱れるそうだけれど。
ここから、ここから、駒ヶ岳へは、やや、登り。
15時ごろ、駒ヶ岳。ここからも、谷川岳方面の山が見えたけれど、かすみ気味だったので、残念。
小沼も見える。
少し、稜線を下ると、じきに道は、鉄製の階段を急降下。
黒檜山まで、あとになり、先になり、登ってきた、他の2組は、同じ道を引き返したらしく、この道、下っているのは、私、一人。こんな時間なんで、登ってくる人もいないし、静かな山歩き。
やがて、木のあいだから、覚満淵も見えてきた。
もうすこしだ、こんな急なくだりも。
16時過ぎぐらいに、駒ヶ岳登山口まで、下りてきました。
富士見温泉へのバスは、17:20なので、覚満淵を一周する。さしたる鳥もおらず、花もほとんどなし。オオルリがさえずっていたけれどね。 平日の夕暮れ時ということもあり、ひっそりとしていた。
ビジターセンター前のイスに座って、バスを待っていたら、寒くなってきた。キビタキがさかんに鳴いていた。
ジュウイチも鳴いた。ジュウイチも、もう来てんだね。
17:20、バス出発。乗客は、私一人。赤字だね、このバス。
18:05、富士見温泉到着。前橋駅行きのバスは、18:12。
前橋駅到着、18:42。
前橋発18:56で高崎へ。高崎着19:10。高崎より、19:17の湘南ライン快速で、帰路につく。
家に戻ってきたのは、21時半過ぎ。
明日も朝から、仕事だよ。
やっぱり、山は、いいなあ。