こんにちは。
またはこんばんは![]()
私が勤務していたデイサービスでお会いしたフネさん(時は流れ、当時102歳)、入院編です。
今月がフネさんのお誕生月なので、お祝いで記事を書いています![]()
フネさんとの出会いはこちら
https://ameblo.jp/birds-bites/entry-12377714954.html
11月のある日、フネさんと同じテーブルで、コンコンよく咳をしている方がいらして、
うつらないといいなー
となんとなくイヤな予感がしていたのですが、
次の週、フネさんが肺炎になり、終末期医療で有名なA病院に入院したと聞き、
そこにいたスタッフの誰もが、あぁ、もう会えないかも知れないな・・・と思いました![]()
みんなあえてフネさんのことを話題にすることができないくらい、ガッカリというか、さびしい気持ちになっていました。
あの時、咳をしてる人にマスクをつけてもらえばよかったなーと思ったことを覚えています。
ところがです![]()
それから4ヶ月たった3月、上司がミーティングで、
来月からフネさんがデイサービスに復帰するとの大ニュースを発表したのです
私も思わず耳を疑いました![]()
だって102歳でなくても、肺炎であの病院から帰って来た人はいませんでしたから。
入院したら、退院するときは裏口から・・・っていう病院だったので。
よくよく話を聞いてみると、最初は肺炎で大変だったみたいなのですが、熱がさがって動いてもいいとの許可がお医者様からでたとたん、ベッドに腰掛けたまま例の足ふみを始めて、退院したときにまた歩けるようにコツコツ足だけ動かしていたそうです![]()
そのうちベッドから降りて実際に歩けるようになり、病院で美味しいものをたくさん食べて、看護婦さんにもさんざん冗談を飛ばして、またデイサービスに戻ることを目標に毎日意欲的に生活していたとか![]()
もっともフネさんらしいのは、住んでいたお家が寒いので、冬の間は暖房のきいた病院でゆっくり養生して、あたたかくなったら家に戻りたいと話していたことです。
自分で決めて、自分で実行して・・・
まさに老人に自由を!
のお言葉どおりです。
まったく、たいした102歳です。
4月になって、フネさん復活の朝、私たちは折り紙で作った紙ふぶきを用意して、ドアがあいてフネさんが入る瞬間ブワっと舞い散らせました![]()
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みんなみんな、ほんとうに嬉しかったんです![]()
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お昼ごはんの時間には、早速周りのお年寄りで、フネさんが長い間いなかったことを理解できる方々が質問ぜめです。
フネさんは言いました。
「あそこはね、死ににいく老人を置いておく病院だよ。」と。
言い方がダイレクトすぎて、聞いてるお年寄りの心にグサグサ刺さりそうです。
でも、ほんとうにそう思ったんでしょう。
だからこそ、必死にベッドに腰掛けてでも足ふみをして、せまりくる黒いものを払いのけていたんだと思います。
そして、具合がよくなっていくうちに、アレ?居心地悪くないぞ、と気づいたんでしょう。
これは春が来て、あたたかくなるまで世話になろうと・・・
サスガー
当時102歳でしたが、生きることに貪欲なフネさん![]()
ものわかりのいい老人になったらおしまいだよ、といっていましたが、
それはもうこの歳なんだから・・・ということであきらめたりしない、ってことでしょうか。
たしかに、そういう姿勢でいると、まわりもこの人がもっと生きられるように協力しようって思いますし、元気ももらえるんですよね![]()
それに、わがままとは違うけど、自分の気持ちに正直にマイペースを貫いていれば、気持ちも満足して安定し、いつも機嫌よくいられて、結果的にはストレスが少なく、長生きにつながるのではないかなと、フネさんを見ていて思いました![]()
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現在私は4年ほど勤めたデイサービスを退職して、同様の福祉施設で事務の仕事をしています。お仕事がんばって!といってくださった方・・・ごめんなさい。
もう、現場にたつことはありませんが、やはりお年寄りに関わることが好きで、その人の笑顔で自分も幸せになる感覚を一度知ってしまうと、なかなか福祉関係のお仕事から離れられません。
退職するときのフネさんとのやりとりも思い出深いものがあって、忘れられないものですが、それはまた機会があったら、お話したいと思います![]()
長い文章をお読みくださりありがとうございました![]()